KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

奈良・和歌山・三重3県が観光振興などで連携

2010年07月14日 | 奈良あれこれ
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」がまたがる奈良、和歌山、三重の3県の知事が7月8日、
平城遷都1300年祭メーン会場の平城宮跡に復原された第一次大極殿前で、
紀伊半島の歴史や自然を生かした観光振興などに連携して取り組む仮想国家
「吉野・高野・熊野の国」の建国宣言式を行いました。

3県が共同で取り組む内容はウォーキングツアーや物産展の3県リレー開催、
各地の文化遺産などを紹介するDVDの制作などの観光関係が中心ですが、
紀伊半島における世界遺産などの保全や活用、紀伊半島における交通体系の整備促進、
地デジ放送移行における難視世帯解消など観光振興以外にも連携を図る予定です。

国旗は吉野、 高野、 熊野の文字を白色で分かりやすく図案化し、
背景の深緑色はこの国の自然の広大さと人々の心の深さを表現しています。




建国を記念して、国の「象徴」と位置付けられているスズキアルトのTVCFで有名な書道家の紫舟さんが、
「太古の昔より、森や山を愛してきたこの素晴らしい地にふさわしい言葉」として、
畳3枚分の大きさの和紙に「蘇り」としたためました。




「吉野・高野・熊野の国」の建国宣言の前に、第21回紀伊半島知事会議が開催され、
意見交換の場で、和歌山県の井坂知事が関西広域連合へ積極的な発言をしましたが、
奈良県の荒井知事は従来どおり様子を見る立場を述べ、三重県の野呂知事は、
「京都市や神戸市が参加しない関西広域連合がうまくいくはずはない。」と
立場を明確にしていたようです。


いずれにしても、紀伊半島はバイクツーリングに楽しい地域なので、
道路整備や観光関連施設の整備などが進み、ツーリングのより一層の
魅力向上に繋がっていくことを期待します。


紀伊半島周辺グーグルマップ

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