奈良県の「関西広域連合参加を検討する県議会議員連盟」

奈良県の荒井知事は、関西広域連合への参加には反対しています。
関西広域連合に関して、2011年2月に記事にしました。
⇒「関西広域連合へ奈良県不参加」 - ＫＯｆｙの「倍行く」人生 2011年02月19日

４月に知事選挙があり、荒井知事が再選され、結果として関西広域連合への加盟は
当面なくなりましたが、「奈良府民」の多い生駒市では、
広域連合参加を訴えていた候補が得票で荒井知事を上まったりしました。


そのような状況の中、関西広域連合への正式参加を求める超党派の県議１５人で
結成する「関西広域連合参加を検討する県議会議員連盟」の設立総会が８月３０日に
開催されました。同議連は定数４４名の奈良県議会の１／３を占める勢力です。

議連は、自民、民主、公明、無所属の議員１５人で、目的を広域連合への参加実現とし、
広域連合の調査・研究、県民参加型タウンミーティングの開催、広域連合や総務省などの
担当者を交えた勉強会などを行って行く予定。


県議会会派のうち、「民主」と「公明」、「無所属」（２人）は参加推進で、
「自民」の大半と「自民党改革」、「自民党未来」は、県議会広域行政調査特別委員会で
始まった議論の推移を尊重して判断する方針で、即時参加は求めていません。
「共産」と「なら元気クラブ」は参加に反対。
議連では、態度が明確でない中間派の議員を取り込み、過半数を目指す方針です。


会長：新谷紘一（自民）、幹事長：岡史朗（公明）
・自民　：新谷紘一、鍵田忠兵衛
・民主　：山下力、藤本昭広、高柳忠夫、森川喜之、
　　　　　森山賀文、藤野良次、尾崎充典、猪奥美里
・公明　：畭真夕美、岡史朗、大国正博
・無所属：浅川清仁、阪口保


■参考サイト
・関西広域連合 - Wikipedia

・地方分権改革、道州制、関西広域連合についての奈良県の考え方-奈良県公式ホームページ

・奈良県荒井知事記者会見の内容


【参考】
■奈良県議会「広域行政調査特別委員会」
広域行政(関西広域連合など)の調査に関すること。
１．県内の広域行政に関すること
２．関西広域連合に関すること
３．分権時代にふさわしい広域行政のあり方

委員長：井岡正徳（自民）　副委員長：今井光子（共産）
自民：　　小林茂樹、新谷紘一
民主：　　尾充典、藤野良次
公明：　　畭真夕美
自民改革：奥山博康
なら元気：梶川虔二
※下線の議員は「関西広域連合参加を検討する県議会議員連盟」加盟