2013年3月に購入した、スカイウェイブ650LXの最初の車検の時期が近づいてきました。
購入したレッドバロンに、車検と代車の予約のために電話すると、
工場長さんが「スカイウェイブ650にリコールが出ており、対象になっている」とのこと。
ネットで調べると、
スズキのホームページにリコール情報が掲載されていました。
スカイウェイブ650単独でなく、同じ部品を使っているのであろう、
スカイウェイブ(250/650)、グラディウス400、V-ストローム650、GSR750、バンディット1250の
共通のリコールです。
■リコール開始日
平成27年12月18日
■不具合の内容
原動機において、タペットの熱処理及びシリンダヘッドの組付工程が不適切なものがあります。
そのため、タペットとカムシャフトの間に異物が混入すると、タペットが異常摩耗して異音が発生し、
そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがあります。
■改善の内容
全車両、タペットクリアランスを点検し、クリアランスが規定値を超えているものは、
タペット及びカムシャフトを対策品に交換します。
まだ、自宅にはスズキから連絡が来ていません。
もしかしたら、対象外かもしfれませんが、スカイウェイブ650の平成25年1月17日~平成25年11月15日に
生産したCP52A-101696~CP52A-102236の540台が可能性ありになっていて、時期としてはストライクです。
リコール対象の場合は、メーカー作業になるようで、
レッドバロンに日程と代車の調整を依頼していましたが、
レッドバロンから連絡が来ました。
スズキ側がリコール対応で大忙し状態で、2か月待ちとのことです。
そこで、車検だけ先にすましておくことになりました。
内容的には、昔、愛車のスカイウェイブ250の時のトラブルに似ている感じです。
※
スカイウェイブのエンジンがアウト??/(-_-)\ - KOfyの「倍行く」人生 2004年11月
ところで、国内と海外では、情報提供内容に差があるようです。
日本の行政側の指導、姿勢の影響なのでしょうか?
★海外の情報事例
■トラブルの原因と減少
・カナダ運輸省によると汚れ(異物)によって(異常燃焼によって)バルブタペットの表面が剥がれ、
タペットの内部パーツがカムと接触する可能性がある。
・これがタペットとカムの摩耗を促し、バルブタペットのクリアランスが拡大。
・クリアランスが拡大してしまうと、エンジンから異音の発生、エンジンの停止などが発生する可能性。
■メーカーの対応内容
・スズキのディーラーはリコール対象車を検査し必要な処置を行なう。
・カナダではオドメーターの距離が4,000kmかそれ以上の車両は検査を受け、
クリアランスが規定位置以上の車両はタペット、カムシャフトを対策品に交換される。
・走行距離が4,000km以下の車両はクリアランスが規定値にあったとしてもタペット、
カムシャフトの交換を受ける。
※
今回のリコール内容の詳細を掲載した「Motorcycle.com News」の記事
■2月19日 追記
2月18日にようやくスズキから今回の件の案内DMが届きました。
連絡が遅かったのはなぜかなぁ???