I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「黒龍」黒龍酒造株式会社

2010-09-04 | 酒と肴
先日「酒のきまた」で調達した有名な福井の酒、純米吟醸 1.8L 2752円。以前居酒屋で飲んだことはあるが、購入するのは初めてだ。

黒龍酒造は永平寺近くにあり、こだわりの大吟醸を醸す蔵として記憶していたが、棚の片隅に値打ちなものを見つけ手にとってしまった。







『厳選した福井県産五百万石を贅沢に仕込み米本来の旨みを引き出しました。
香りと味、二つのハーモニーが醸す深い旨さの純米吟醸酒です。』





冷蔵庫の野菜室から取り出してコップに注いでみると、色は全くの透明で、「秋鹿」にはわずかに山吹色がのっている。
上立ち香はどちらもほんのりとしたものだが、どちらかといえば鼻腔をくすぐる「秋鹿」の方が好みだ。

いざ飲んでみれば、「秋鹿」は辛さが際立ち、「黒龍」は甘辛の中間、とても穏やかで飲みやすい気がする。
綺麗で上品な感じもしてツレには大好評だが、純米酒として個性・旨みあるいはキレを求めるなら「秋鹿」かもしれない。



この辺りが単に原料米五百万石と山田錦あるいは精米歩合55%と60%の差だけではなく、杜氏の目指すところの違いなのだろう。





尚、昨夜の肴は秋を先取りする2品。中国産まつたけの土瓶蒸しと、何だか急に高級魚となってしまった感のある秋刀魚。


(ブログ開設からちょうど1000日)
コメント (2)
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