愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

ねこを飼う夢

2006年10月03日 | たっちーの部屋
 このブログに何度か書いていますが、こんな僕も実はバツイチ。
 でも、どちらかがワルサをしたわけではなく、「夫婦」でいることが困難になったということ。10年間一緒に生活をして、たどり着いた結論です。10年も生活をともにしてきたので、彼女がいるのが当たり前のような感じでした。
 いなくなって、初めて自分の中に占めていた彼女の大きさを知ったのかもしれません。今でも、フッとした瞬間に、切なさがこみ上げることがあります。
 彼女と結婚当初から話をしていたのが「いつか、ねこを飼いたい」ということ。当時どちらかといえば、「犬派」だった僕としては、「まあ、猫でもいっか。散歩に連れて行かなくてもいいしね」って感じでした。でも、二人で住み始めたアパートはペット禁止。その後、移り住んだマンションも、やはりペット禁止でした。
 「黙って、飼っちゃおうか」なんていってましたが、結局、そのまま時間が過ぎていきました。そして、もうダメだって…これ以上は二人ではいられないって決めたときに、西子を連れてきました。
 当時の僕の精神状態はかなり不安定。今思い出すと、危ういものが多々あるし…。そんな不安定な精神状態の中で、勢いで連れ帰ったような感じでした。でも、ほんのわずかな期間でしたが、西子が僕たち二人の最後の夢、「ねこを飼う夢」を実現してくれました。
 彼女はとても困難な人生を歩んできた女性だったので、悩まされることも多かったけど、今思えばぜーんぶいい思い出。そんな彼女がいなくなって、甘えん坊で腎臓の悪くて犬歯が1本しかないというへんてこりんな西子が残って…そして、すっかり猫派になったたっちーの苦難の人生は続く…。う~ん、なかなか楽には生きられません。
コメント (5)
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