愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

役立たず?

2009年05月06日 | たっちーの部屋
にゃんこが人間の生活に溶け込むことができた要因のひとつは、ネズミをとるからではないでしょうか。
日本では特に養蚕を営む方々の間で、蚕を食べるネズミを退治するにゃんこが大切に扱われ、神格化している地域さえあります。
また、昔は木造だった船は、船体をネズミにかじられると沈没しかねませんし、欧米では積荷の穀物を狙うネズミを放置していたら取引に重大な影響を及ぼします。
このため、にゃんこを乗船させるのは、必要不可欠のことだったのです。
このように、ネズミの駆除はにゃんこの数少ないけど重要な仕事のひとつ。
しかし、どこの国だかわかりませんが、ネズミととっても仲良しになって、この重要な仕事を放棄してしまったために、海外のペットショップで「役に立ってくれない猫」として売られているにゃんこがいるんだそうです。
中国には「黒猫でも白猫でもネズミをとる猫がいい猫だ」ということわざがあるそうですが、たしかにここまでネズミと仲良しだともはや「にゃんこ失格」の烙印を押されてしまったのかもしれません。
しかし、未だににゃんこにネズミを捕ることを期待している人ってどういう人なんだろう?
このにゃんこ、ネズミと仲良しになるだけあって、とっても穏やかな表情。もし、日本で売っているところを見かけたら、僕だったら買っちゃうかも(値段にもよるけど…)。
ちなみに今回の写真は、新しく購入したひもの猫じゃらしに夢中になるキジロウ。とっても気に入ってくれたのはいいのですが、お陰で、連日、新体操のリボンの選手のような所作をしなければならなくなっているため、手首が疲れ気味です。にゃんこなので、ほどほどってことを知らないようです。
コメント (4)
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