金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

依頼の作品も加わって

2020-11-06 16:25:53 | 陶器の繕い例

松岡さんの沢山の作品の繕い中に、少し近くにお住まいの方から依頼の品物もあって。


欠けがある九州大分県の小鹿田焼(おんたやき)のお茶碗です。
「飛びカンナ」の模様が特徴ですね。
コロナの時期なので、今はうんとお安く繕いを引き受けていますが、少し前に繕いをしてあげた方のご友人とのことです。

 

ついでに、松岡さんからいただいた品物も3点追加して。

 

翌日に手入れをして。

 

そして、本漆を塗って。

 

銀の丸粉(3号)を蒔いて。

これは小鹿田焼の茶碗です。

 

これまでの松岡さんの繕いは、生漆をテレピンでうんと薄めたものを塗る粉固めの作業中です。

追加の品物も、同じ工程になりますね。