金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼

2020-11-16 14:20:02 | 多種類の繕い例

地元の中学校へ妻は週2回ボランティアに行っています。

特別支援学級のサポートなんです。
 
そこの先生から、私のことをブログで知ったと依頼があったのです。
 
依頼品はこの2点。
どちらもひびが入った状態のもの。

 

ひび(にゅう)には、補修箇所を温めてアラルダイトをしみ込ませます。

 

そして、すぐに余分なアラルダイトはきれいにふき取って。

 

ほぼ一日テープを張って。

 

さあ、次のステップです。

ほとんどひびの部分が分からないこのお皿。

呂色漆を面相筆で塗るだけにしました。

 

そして、こちらの湯飲みも。

 

いい品物だということで、今回は銀の消粉を蒔きました。

 

2日ほど置いてから、真綿できれいにして。

 

2品とも完成ですね。

 

すでに、依頼者のもとに届けています。

大変喜んでもらえたそうで、嬉しいですね。