金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼

2017-03-16 23:23:56 | 多種類の繕い例
まとめて記事をアップしています。

3月8日のことでした。
この日はいろいろととても忙しくて。

先ず、午前中に西宮の女性が繕ってほしいものを車で持参されました。
1歳の男の子を連れて。
今は育休ですが、時間ができるようになると金繕いを取得したいというので、資料も差し上げて、必要な材料などいろいろと案内してあげました。

持参された品物。
これは益子焼ですって。
これが今回のメイン。
取っ手の部分が大破。
そして、蓋の部分も。
蓋のトラブルはご主人が接着剤でくっつけておられました。
それをボイルして外してあります。


ついでに何かあれば持参してくださいと、前日に電話応対していたので。
これは、口辺に欠けがたくさんありますね。


そして、こちらは丹波焼。
他のものはベースの繕いの後は黒艶漆で仕上げるだけでいいでしょうとなりました。
でも、これは「銀粉で蒔いて仕上げたものも見てみたいですから」と。
了解です。


そして、午後には久しぶりにお会いする下駄さん(以前の西宮ブロガー)が自転車で来訪。
前日にメールで繕い依頼を頂いていたのでした。
不思議に重なるものですね。

持参されたのは知人のこの置物。
真っ二つに割れていますが、繕いは容易ですね。
3万円ほどするヨーロッパ(ベルギーと仰っていたかな)の高価なものですって。
へーそうなんですかと。

これは金彩の部分があるので、はっきりと金粉を使って繕いをしてありますという仕上げにすることになりました。


久しぶりの下駄さんの来訪。
パソコンにとても詳しい方ですので、超ラッキー。
新しく購入したパソコンの設定ができずじまいなので、いろいろとさわって頂きました。

ワイファイとの接続でインターネットがOK。
メールが使えるようにする設定。
そして、無線でのプリンター操作ができなくなっていたプリンターの設定も復活。
夕方近くまで、うんと時間がかかりましたが、とても有難いですね。

帰りに私の作品など2点の器をプレゼントさせてもらいました。
新旧2台のパソコン、もうバッチリですね。
さすが下駄さん。


さあ、この日から繕いを開始ですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿