KIHAKU's blog

日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ

華門楽家 その1

2005-02-26 23:59:34 | 建築
新たなプロジェクトの立ち上げである。

じつはこれ、先日の住宅コンペのプロジェクト。

本日、無事、設計請負契約が取り交わされた。

そして注目すべきはそのプロジェクト名!

この住宅は門が非常に重要な意味を持つことから、コンペ当初は「門のある家」としていた。が、施主夫婦は非常に中国通。そのようなわけで、どこかしらかに中華な雰囲気のあるプロジェクト名にしたいとお伝えした所、施主自ら熟慮されて「華門楽家」と命名された。

華は中華の華であり、また、中国を象徴的に表している。
門はプロジェクトの重要なキーワード。
楽家は楽しい家、楽器のある家(お二人とも音楽に精通されている)といったことから。

施主夫婦は今回の家づくりに際して、ブログも立ち上げておられるので、
ここに紹介しておこう。

「華門楽家」建築奮闘記録

H・kashiwa その5

2005-02-25 20:25:16 | 建築
昨晩はひさしぶりで友人と呑みに行った。
表参道にあるNOSで呑んでいたのだが、店を出たのがちょうど0時頃。
店を出ると巨大なボタン雪が空から降っており、視界を激しく遮る。
足下もぬかるみはじめており、結局終電に乗り遅れ、富士見ヶ丘から2駅歩いて帰宅。
自宅まであとわずかな所で、雪がミゾレ混じりの雨にかわり、視界がクリアに。
深夜にもかかわらず世界が明るい。
(写真は自宅近くの通り)
一歩一歩、ひさびさの雪を楽しみながら無事帰宅。

おかげで今朝は少し筋肉痛だったが、H・kashiwaの打ち合わせのために柏へ。
今回は2社で相見積をとったのだが、ともに予算オーバー。
その後、VEやCDを検討し、なんとか予算内に収めることができそうだったので、その報告と施工会社を決める打ち合わせ。

技術力や信頼度、段取りの良さなども加味し、最終的に若干、見積金額も安かった友伸建設に落札が決定。

3月末のリニューアルを目指す。

Y・house その7

2005-02-23 12:19:25 | 建築
昨日はYハウスの図渡し。
今回は3社へ相見積を依頼した。
この3社はそれぞれ、多く建築家の作品を手がけている施工会社。

我々が相見積を依頼する時にも、施主の紹介などで入札に参加してくる施工会社にたまにあるのだが、建築家と仕事をしたことがない施工会社がある。
これがなかなか厄介。
図面を受け取りながらも数日後に
「やはりうちでは施工できません」
などと言ってくる会社もある。
そして最も多いのはとてつもなく高い見積。
ようはやったことがない仕事なので、安全率をみて見積を出してくるのである。
もちろんそのような施工会社が落札できる訳もなく。
ツツイの労力だけが虚しくかかる。
であれば、早々に辞退して頂いた方が双方のためにも良いと思うのだが。

Yハウスで依頼した3社はその点は安心。
各々が自社の技術にプライドを持ち、やる気十分で見積に参加してもらえているようなので、こちらとしても気合いが入る。

果たしてYハウスのパートナーはどこになるか・・・。
乞うご期待!
(写真はYハウス模型。左が最終案に近い形状)

Y・house その6

2005-02-21 19:13:56 | 建築
つ、ついに昨日、Yハウスの実施設計が完了した!!
H・kashiwaの実施設計と重なったこともあり、正月以降、休み無く働き続けようやく完了。
早速昨日の午後、施主の元に全ての図面を届けに行き、確認をとる。
「いやーお疲れさまー。こんなにたくさんの図面を描くなんて建築家も大変だねー」
と労いのお言葉。

そして今日は建築確認申請提出。
これも問題なくこなし、いよいよ明日は施工会社への図渡し。

今日はひさびさに吉祥寺メガロス(スポーツクラブ)へ出かけ(なんと二ヶ月ぶり!)、スポーツの汗を流そうと思う。

ガレージライフ

2005-02-19 23:31:43 | 建築
今日はハウスコンペで内定をいただいた住宅の、内定後、最初の施主との打ち合わせ。

ツツイの施主は多趣味な人が多いのだが、このお施主さんもすごい!
そして乗っている車が英国が生んだ傑作車、ミニである。
(趣味に関してはまたいずれ・・・)
正確にはローバー社のもとで作られたインジェクションモデル、内装など特別な施しがしてある限定モデル「ミニ・タータン」である。
(ちなみにもう一台はレガシーを所有)
今回の住宅は、このミニのためのインナーガレージが用意されている。
そこはガレージ兼ホビールーム。
ツツイにとってはなんと初のガレージライフが満喫できる住宅である。
(前々からやってみたかった!) 
しかもその車が、ツツイと縁の深いミニ。
(写真は以前、ツツイが所有していたミニ・スプライト)

楽しみな住宅である。