日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



2年ほど前に竣工し、引き渡しを終えた桜台Yハウス。
その後、隣地をクライアントが購入し、庇のあるガレージを作り、先日引き渡しを終えました。

母屋を計画する際にも、ガレージまで想定した計画でした。
その後、プランも二転三転ありましたが、無事に引き渡しが完了。

思えば、最初にクライアントをご紹介いただいたのが、およそ6年前。
同い年のご主人でクルマ好きということもあり、ずいぶんと雑談も多かったような気がします(笑)

住宅の場合、引き渡しを終えても、クライアントから連絡をいただくことが多いです。

「ここに新しくカウンターを設けたい」
「子供が大きくなったので、個室を作りたい」
「外壁の塗装を塗り直したい」

中には
「筒井さんが来ないと掃除をする気にならないから、たまには顔出して」
などと冗談ながらに言ってくださる方もいます(笑)

いずれにしても個人住宅の場合は特に生活の変化などにも順応できる空間を創ることが大切。
クライアントご家族の生活スタイルを理解し、想像すること。
その上で、住まいの設計、生活の提案を行うことが大切だと考えます。

建築家のブログランキングへ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




旅行好きの方にはお馴染みのサイト"skyscanner"。

こちらでプロフェッショナルな感性を刺激する旅先と、その思い出を聞くインタビューを受けました。

現在の仕事に対する姿勢から始まり、本題である思い出の旅先について。
もう10年近く前になりますが、1ヶ月間ほど渡米した時のことを振り返っています。
特にフランク・ロイド・ライトのタリアセンウェストに行った時の衝撃など、本ブログでも当時触れましたが、いまだにその余波が残っているほどです。

今後、旅してみたい場所や今後の仕事に対する姿勢なども書かれており、読み応えのある記事ですので、ぜひ多くの方にご覧になっていただければと思います。

"skyscanner"のインタビューサイトはこちらからどうぞ。

建築家のブログランキングへ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




年末の話になりますが、山手Yハウスの地鎮祭が執り行われました。

横浜の美しい景色を見渡すことのできる高台に位置する敷地。
その眺望を活かした空間となるよう設計されている住宅です。

ご家族構成はご夫婦とお子様。
奥様はフラワーデザインのお仕事をされ、そのアトリエ併設の住宅となります。

もっとも眺望の良い2階をリビングとし、大開口が設けられた空間。
日常の中に美しい横浜の景色が溶け込みます。

自然素材をふんだんに使い、経年変化を楽しむことのできる住まい。

敷地の一部が崖となっているため、まずは杭工事を行い、しっかりとした基礎を作ります。
夏の竣工を目指して、施工会社の方々と協力しながら、美しい空間を創り上げたいと思います。

建築家のブログランキングもどうぞ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末にもご紹介しましたが、明朝5時放送の「渡辺篤史の建もの探訪」(テレビ朝日)に当事務所が設計監理しましたakari庵が紹介されます。
比較的新築に近い物件を多く紹介している番組ですが、akari庵は築8年。
新築当初ではなかなか味わうことのできないクライアントと建築の馴染んでいる空気感も多少伝わるのではないかと思います。

私が考える建築は新築当初が一番美しい空間ではなく、クライアントと共存し、共に成長をし、美しさを増してゆく空間を心がけています。

楽しく住まいを満喫している様子
美しいエイジングのあり方

このあたりも少し気にかけてご覧いただけると嬉しいです。
感想などもいただけると幸いです。

建築家のブログランキングもどうぞ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )