見る道具

写真はSハウス改め、「HOUScope」の模型です。
北面に良い景色が広がる敷地に建つ住宅で、その眺望を眺めることに特化した空間づくりを心掛けています。
都心部に住むとなかなか眺望に恵まれることが少ないのですが、HOUScopeではちょっとした工夫によって、美しい眺望を日常生活に取り入れることできました。
日中も良いのですが、夜景はより一層美しさを増す景色になると思います。
その景色を「見る道具としての家」というコンセプトをふまえて、「house」と「scope」をあわせた造語、「HOUScope」を住宅のタイトルにしました。

アルフィスタの空間

この写真、アルファロメオのショールームでも手がけているのかと思われそうですが、実はbalenaのホビールーム。
ディープなアルフィスタであるクライアントのための空間です。
コンクリート打放の壁面にそって設けられたシンク一体型のステンレスカウンター（工事中なため養生がしてあり、あまりよく見えませんが）。
その下にはご主人が若かりし頃から集めていた大量のクルマ雑誌が収蔵される予定です。
また壁面にはひときわ目立つアルファロメオのサイン。
（海外オークションで落札された一品だそうな）
夜な夜な集うクルマ好きが、この空間でエスプレッソでも呑みながらクルマ談義をする姿が目に浮かびます。。。
（そのうちの一人が私かも）

デジタルレーザーメーター

NUKUTOY houseの現場でのこと。
クサマ社長が手にするちょっと見慣れないモノが・・・。

携帯サイズで「BOSCH」と書いてある。
ボッシュ・・・？ということは携帯ではなさそうですね。

あまりに気になったので聞いてみると、これ、デジタルレーザーメーターなるもの。
なんと５０m先まで正確に採寸できる代物だそうな。
早速使ってみていただくと、今まで二人掛かりでコンベックスなどで必死に測っていた高さ寸法などが瞬時にしてわかる素晴らしいドーグ。
インテリアの仕事などの時は現寸をあたるのにどんなに楽なことか・・・。

最近では２万円ほどで購入できる代物らしいのです。
ひさびさに仕事のドーグで物欲を掻き立てるモノに出会いました。

ひさびさの更新

ホームページ、ひさびさに更新しました。
実務に追われてなかなか更新できなかったのですが、さすがにマズいと感じまして・・・
まずは「architecture」のコンテンツのみの更新です。
一昨年、去年と竣工した「絲束の家」「PIT in HOUSE」「akari庵」を載せ、「project」に「NUKUTOY house」と「HOUScope（仮）」を追加しました。
今後、徐々にコンテンツも増やし、より充実したホームページにしたいと思っています。
ブログとあわせてご覧下さい。

ホームページはコチラ

設計者が提案するバスタブ５０

エクスナレッジから出版されているムック本「iA」No.12にバスタブを紹介させていただきました。
「設計者が提案する５０バスタブの選択肢」というお題のもと、いくつか紹介したものです。
157,158ページに掲載されてますので、機会があれば是非ご覧いただきたく思います。

※157ページに載せてあるTOTOのラフィアsueokiに関しては他の方が紹介していることになっておりますが誤りで、私が執筆したものです。