日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



丹下健三氏の代表作のひとつとも言える東京カテドラル聖マリア大聖堂へ。
実はこの建築内にある納骨堂に祖父が眠っており、そのお墓参りに訪れました。

祖父が亡くなったのはまだ幼稚園児だった頃。

納骨の際、はじめて訪れたこの教会。
悲しみの中でその厳粛な空間が優しく包み込んでくれた気がしました。

建築・空間によって心が動かされたのは、記憶にある限りこの時が初めて。
建築家を志そうと思うのはかなり後になりますが、建築との出会いはこの時だったと思います。

あれから30年以上。
さまざまな次元の中に身を投じつつ、今も建築との出会いの原点が存在していることに感謝したいと思います。

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筒井紀博空間工房の夏期休暇をお知らせします。

8/12(木)~8/17(火)

18日より通常の業務となります。

本日は休み前最終日とあって朝から4連続の打ち合わせ。
metisの現場にも行き、根切り底(支持地盤)の確認も行ってきました。
地下部分の支持地盤の確認だったのですが、綺麗なローム層が出ており、掘った感じも固く問題なく当初の予定通り工事を進められそうです。

休みの間もあまりのんびりはしていられなさそうなのですが、何か良い刺激を受けることができる休暇にしたいと思います。

関係者みなさま、よろしくお願い致します。

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新たな住宅の設計契約を交わしていただきました。

クライアント奥様はなんとインテリアコーディネーターとして第一線で活躍されている方。
敷地は杉並区内にある閑静な住宅街の一角です。

現在お住まいのお部屋に伺わせていただいても、どこかのモデルルームか?と思わせるような空間。
かといって生活臭が無いというわけではなく、楽しそうに暮らしている様子が容易に想像できるお部屋でした。
ちなみにアルフィスタという点でも意気投合。

インテリアコーディネートを存分に楽しんでいただけるように素地のキャンバスのような家。
そのような空間を具現化していきたいと思います。

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2006年に中野で竣工したKI espace。

ルーフバルコニーがあり、そこには水盤があります。
当初は蓮などを浮かべて・・・などと構想があったのですが、水遊びが大好きなワンちゃん達がいるため、すっかりとワンちゃん用のプールと化していたその水盤。(1Fにワンちゃん用のプールがあるのですが、屋上が好きらしい)

FRPの防水仕上げのまま現しになっていた水底、汚れが目立つとのことでタイルを貼る事に。

元々公園に隣接し、緑豊かなロケーション。
そこに群青色のモザイクタイルが貼られたプール、そしてデッキにはチーク材のソファやデッキチェアが。
中野に居ながらもすっかりアジアンリゾートな雰囲気になっています。

なんとも気持ちいい。。。

竣工して4年が過ぎ・・・今もなお成長を続けるKI espace。
クライアントに愛されている空間だなぁと。
これからも成長しつづけて欲しいと思います。

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日曜日、アラキさんの新作を見学させていただきました。
その品の良い空間とディテールの緻密さに刺激を受け、その余韻に浸るべくカフェでも行こうかと。

思いついたのがプロペラカフェ。
このカフェ、調布飛行場内にあり、滑走路が目の前に。さらにはさまざまな飛行機がとまっている格納庫のすぐ横で、それらを眺めながらのんびりとできる空間。
飛行機好きにはたまらないカフェです。

大島、新島、神津島などへの定期便がたまに離発着するくらいで、のんびりとした飛行場。

店内にはトムバックチェアやパントンチェアがところ狭しと並べられており、カウンターの一部はUSM Haller unitを使うなど、インテリアにもなかなかのこだわり。看板もかわいいです。

メニューは意外と豊富で味もなかなか。

今後も時々訪れたいお気に入り空間になりました。

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