六本木ヒルズの森美術館で開催されている「ル・コルビジェ展」に行ってきました。
平日にも関わらずなかなかの賑わい。
20世紀を代表する建築家のイベントとあって、一般の人々も多く訪れ、関心の高さを感じました。
展覧会ではマルセイユのユニテの1住居とコルビジェのアトリエ、晩年を過ごした棲家(妻の誕生日にプレゼントした家)のモデルルームがあり、実際に中に入り、コルビジェの空間を体感することができます。
コルビジェは普段、午前中は自宅のアトリエで絵を描き、午後から事務所に行っていたそうです。
その絵画の数々も展示されており、彼の建築へ多大な影響を与えている事が伺いしれました。
建築以外の分野から空間へのインスピレーションを得ることは多々あります。
さまざまな創作活動を通して、カテゴリーに拘る事無く、世に新たなものを生み出すことの喜び。
そのような喜びを改めて考えさせられる展覧会だったと思います。
そんなコルビジェとは実は同じ誕生日。
今まであまり意識した事はなかったのですが、この展覧会を通してちょっと嬉しく思えてきました。
(写真:サン・ピエール教会 ? Jeff Pachoud/AFP)
| Trackback ( 0 )
|