日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



ひさびさにコンペに応募しました。
今年初ですね。
本日はそのプレゼンの日。

コンペはもちろん仕事を穫るためではあるのですが、日々のアイディアの蓄積を吐露し、現在の建築家として自分の立ち位置を確認する場でもあると思います。
ただでさえ社会から隔離されがちな日常なので・・・定期的に自分の立ち位置を確認することが重要かと。

社会人になったばかりの頃、当時も勤めていた事務所でよくコンペに応募していました。
みんなで徹夜して、コンペ提出後は事務所に泊まり込んで早朝からスタッフみんなで釣りに行ったり、朝日を眺めに行ったり・・・出勤時間にはもどらなくてはいけないのによくやってましたね。

今もまだまだ若いのですが、当時の体力は・・・
今夜はちょっと早めに帰宅しようと思います。

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週末はヒラノジムショ(以前勤めていた事務所です)の新作の見学会に招いていただきました。

ひさびさに味わう師の空間。
時代の流れやスタッフの入れ替わりにより、当時とは多少の雰囲気の違いこそあれ、まさしく平野さんの空間そのものでした。

その「らしさ」とは何でしょうね?
素材、ディテールなど全く異なるものであっても、建築家のその人らしさが空間に表れます。
空間からその人の性格が垣間みれるような気がします。
そんな「らしさ」を大切に日々の生活を送らなくてはいけないと、、、そしてそれが空間に投影されていくように思えました。

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本日は稲毛のT houseの現場へ。
役所の完了検査でした。

指摘事項など1つもなく(素晴らしい!)、無事終了。
引き渡しまで残すは2週間あまり。

外構工事を中心にあと一踏ん張りです。

T houseもクライアントのご厚意により、見学会を行う予定です。
6/30(土)を予定しています。
稲毛駅からバスで15分ほどの場所ですが、見学ご希望の方はメールにてご連絡ください。
追って詳細な資料を返信いたします。

問い合わせメールアドレス
tsutsui@ktts.jp

※一部、メールが送れない症状が出る場合があります。その際は下記アドレスまでお願いします。
junbo_alfa@yahoo.co.jp

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昨日は今年2月に竣工した「LL」の取材でした。
成美堂出版から『すくすく子供が育つ家づくりのルール』というムックを発行することになり、その取材です。

実は何を隠そう小さなお子さんのいる住宅を設計したのは、この「LL」が独立後はじめて。
私自身も子育ての経験はないので、クライアントから様々なことを教わりながら、自分なりに考え構築した空間です。

現在も小さなお子さんのいる住宅を2つほど設計していますが、子供の教育方針は家庭によって実にさまざま。
その教育方針から空間に対しての意外なヒントが出てくる事も多々あります。

今回の撮影でのモデルはもちろん子供。
二人のお子さんも最初は緊張した面持ちだったのですが、撮影が進むにつれ自然な表情に。
最後にご家族みなさんで写った中庭でのカットは、無邪気に遊ぶお子さんの表情がとても印象的なカットになったと思います。

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六本木ヒルズの森美術館で開催されている「ル・コルビジェ展」に行ってきました。

平日にも関わらずなかなかの賑わい。
20世紀を代表する建築家のイベントとあって、一般の人々も多く訪れ、関心の高さを感じました。

展覧会ではマルセイユのユニテの1住居とコルビジェのアトリエ、晩年を過ごした棲家(妻の誕生日にプレゼントした家)のモデルルームがあり、実際に中に入り、コルビジェの空間を体感することができます。

コルビジェは普段、午前中は自宅のアトリエで絵を描き、午後から事務所に行っていたそうです。
その絵画の数々も展示されており、彼の建築へ多大な影響を与えている事が伺いしれました。

建築以外の分野から空間へのインスピレーションを得ることは多々あります。
さまざまな創作活動を通して、カテゴリーに拘る事無く、世に新たなものを生み出すことの喜び。
そのような喜びを改めて考えさせられる展覧会だったと思います。

そんなコルビジェとは実は同じ誕生日。
今まであまり意識した事はなかったのですが、この展覧会を通してちょっと嬉しく思えてきました。

(写真:サン・ピエール教会 ? Jeff Pachoud/AFP)

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