杉並の閑静な住宅街で進められている上荻Yハウス。
先日、無事に上棟いたしました。
木造2階建でありながら、5層の床レベルをもつ複雑な空間構成。
木造の場合、最近はプレカットと呼ばれる工場で材木を加工し、現場で組み立てるのが主流。
したがってこのプレカットの打ち合わせがとても大切なんです。
何度も施工会社の方達と打ち合わせを行い、間違いのないよう工場で加工してもらいます。
特に複雑な空間構成になると、現場で原寸の中で打ち合わせするのではなく、あくまで図面上で打ち合わせするため、施工する方達とのイメージの共有がなかなか大変です。
現場での建て方は一気に1日で上棟させます。
今回はこのプレカットの打ち合わせもスムーズに行うことができ、建て方でのミスはゼロ。
フレームが組み上がると、クライアントとも今まで図面や模型でしか伝えられなかった空間のボリュームが原寸となって現れるので、よりイメージの共有がしやすくなります。
この原寸のイメージを共有したところで、より具体的な仕上げの打ち合わせなど、今後は進めていきたいと思います。
またブログでもご報告しますのでお楽しみに。
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