年末年始の休暇のお知らせ

年末年始のお休みをお知らせ致します。

冬期休暇：12/29（土）〜1/6（日）

1/7（月）より通常業務となります。

今年も残りあとわずか。
多くの出逢いと共に、今年も美しい空間を多数誕生させることができました。

来年も楽しみながら建築と共に邁進したいと思います。

新年も変わらぬご愛顧をお願い申しあげます。


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艶やかさの回答

二ヶ月ほど前に引き渡しを終えた「田端Hハウス」。
外構工事などに若干残工事があったのですが、すべて完了したとのことで、確認のため再訪しました。

木造３階建住宅のフルリノベーションです。

空間のテーマは「艶やかさ」。

色を使った思い切ったご提案も快く受け入れてくださり、今回、初めて使った素材などもちらほら。
リビングの床にはパープル調の特注色の三層フローリングを使用し、床暖房を新設。
水回りのレイアウトは大幅に変更し、閉ざされたキッチンを対面キッチンへ。
和室は可動間仕切り壁を設け、普段はリビングの一部として利用できるようにし、より広がりある空間へと改装しました。
カーテンなども良質なものを採用していただき、光による演出効果も高い空間となっております。
また、リビングのソファは空間に馴染むよう特注で作っていただきました。

もともとは５LDKの単世帯住宅だったものを二世帯住宅として利用できるように間取りも変更し、水回りも２セット。
各々の世帯でプライバシーを確保しつつも、内部で行き来できるよう配置されています。

比較的築浅の建物だったので、構造的な補強などは行わずにすみました。

クライアントから最初にご連絡いただいたのは実に５年前。
この先、訪れることが少なくなるかと思うと、寂しくもあるのですが、これからも温かく空間の成長を施主とともに見守っていきたいと思います。

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いつまでも続く愛情

少し前になりますが、工事中の「かめはうす」の上棟式が執り行われました。

「かめはうす」は周辺環境の良い部分をいいとこ取りした開口が象徴的な空間です。
木造二階建てとなり、スキップフロアで６層の床レベルを持つ空間構成。

上棟すると、この複雑な空間構成を実体験できるようになります。
実際の空間のあり方、風景の見え方、これらをCGで表現しようとしても、なかなか難しいです。
現物に勝るものは無し。
まだ壁があるわけではないのですが、構造体による骨組みができると、その空間のボリュームを実体験として確認することができます。

建て主が、少しずつ自分の家を実体験していく喜び。
工事中は見ないで、いきなり完成した家に入るより、徐々に自らの家が完成してゆく様を見ていた方が、思い出にも残りますよね。
一瞬の喜びよりいつまでも続く愛情・・・これが住宅には求められると思います。

「かめはうす」の工事も中盤。
来年３月の完成予定です。

またポイントで工事の状況をお知らせできればと思います。


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