昨日は「car senser EDGE」(リクルート)の取材で今年の5月に竣工した「akari庵」へ。
クルマ雑誌の取材で、クルマ好きの家のコーナーに取り上げていただくことになりました。
「akari庵」のクライアントは1950年代のクルマを2台所有。
タイプ1ビートルとスピードスターが取材のためにピカピカに磨かれ、ガレージに鎮座してました。
旧車の魅力・・・
当然そのクルマの製造された時代背景によってデザインなどのコンセプトが明確に打ち出されていることが多いといった点も魅力的ですが、クルマ単体も歴史があるところが魅力的だと思います。
今回の2台のクルマは、誕生してからすでに半世紀が経っています。
その間、さまざまなドラマがそのクルマと共に演出されてきているだろうと。
それらの歴史がより一層、クルマを引き立たせているような気がします。
建築も同様、何十年も先、ちょっとクタビレてきた感がある頃に美しい空間となっている、
竣工した時が一番美しい時ではなく、時とともに成長していく空間を心掛け、それによって、より一層美しい空間がうまれる。
そのような建築を常に心掛けているので、「akari庵」が今後、この2台の旧車とともにどのような歳のとり方をするのか?とても興味深いです。
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