日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



いよいよ今月末にTハウスが竣工します。
昨日はクライアントとの現場打合せ。
現物サンプルや色見本を用いた仕上げの最終的な打合せでした。

施工は友伸建設、代理人はマスダ所長。
何度も空間づくりを共にしてきている方なので、打合せもスムーズです。

残る打合せはカーテン、家具、植栽といったところでしょうか。

心地よい風が抜ける空間で、職人さん達の応援をしつつ、その風にそよぐ縦型ブラインド、ロールスクリーンなどをイメージしました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ひさびさの休みとなった日曜日、「スケッチ オブ フランク ゲーリー」を鑑賞しました。

ゲーリーはカリフォルニアを中心に、今や世界中が注目する建築家。
ビルバオ(スペイン)のグッゲンハイム美術館やLAのディズニーコンサートホールなどが近作では話題となりました。
ティファニーのジュエリーデザインなども最近では手がけています。

この映画はそのゲーリーを扱ったドキュメンタリー。
監督はゲーリーの友人でもあるシドニー・ポラック氏。

ゲーリーの空間を創造する過程には以前から興味がありましたが、映画の中でそれを垣間みる事ができます。

そして印象深かったコメントがありました。

「才能とは液化して消えていかない病気」

才能をもって生まれたことにより、宿命が生まれると思います。
それを活かすか否かは周囲の人々にも大きく左右されるのではないでしょうか。
ゲーリーも二度目の結婚を機に変わったと知人が語るシーンがありました。

クライアント、友人、家族・・・人々にその才能を認められて、勇気を持ちながら空間を創る。
そんな姿に心を動かされる作品でした。

(image:?MIRAGE ENTERPRISES,SP ARCHITECTURE PRODUCTIONS LLC 2006/WISEPOLICY)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




5/17から20まで開催された2007年度のミッレミリア。
見事、われらがアルファロメオの6C 1500Sが優勝しました!

ミッレミリア(Mille Miglia)はイタリア語で1000マイルの意味。
もとは1927年から1957年にかけて行われた1000マイルの距離を争う公道レースだったのですが、1957年の大事故をきっかけに中止。
それが1967年にクラシックカーレースとして復活。

今回優勝したモデルはアルファロメオとして1928年に初優勝した車と同じモデルです。

アルフィスタの端くれとしてはなんとも嬉しいニュースですね。
こんな歴史を語る事ができることも、アルフィスタとしての小さな誇りだと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



   次ページ »