ひさびさの休みとなった日曜日、「スケッチ オブ フランク ゲーリー」を鑑賞しました。
ゲーリーはカリフォルニアを中心に、今や世界中が注目する建築家。
ビルバオ(スペイン)のグッゲンハイム美術館やLAのディズニーコンサートホールなどが近作では話題となりました。
ティファニーのジュエリーデザインなども最近では手がけています。
この映画はそのゲーリーを扱ったドキュメンタリー。
監督はゲーリーの友人でもあるシドニー・ポラック氏。
ゲーリーの空間を創造する過程には以前から興味がありましたが、映画の中でそれを垣間みる事ができます。
そして印象深かったコメントがありました。
「才能とは液化して消えていかない病気」
才能をもって生まれたことにより、宿命が生まれると思います。
それを活かすか否かは周囲の人々にも大きく左右されるのではないでしょうか。
ゲーリーも二度目の結婚を機に変わったと知人が語るシーンがありました。
クライアント、友人、家族・・・人々にその才能を認められて、勇気を持ちながら空間を創る。
そんな姿に心を動かされる作品でした。
(image:?MIRAGE ENTERPRISES,SP ARCHITECTURE PRODUCTIONS LLC 2006/WISEPOLICY)
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