旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

青い森鉄道全駅下車の旅5~苫米地駅

2016-10-01 15:46:32 | 青い森鉄道全駅下車の...
 普通 八戸行で苫米地駅に向かいます。


諏訪ノ平 11:49着 11:49発




剣吉   11:54着 11:54発
 苫米地駅は直線区間にあるため、駅があるかどうかはっきり分かりません。


苫米地  11:57着


 相対式ホーム2面2線の無人駅です。
(北高岩駅方面)


(剣吉駅方面)


 自由通路を兼ねた新しい跨線橋は屋根の無いものでした。


 町村合併によって、ここは南部町になっていますが、福地村時代に建てられた案内板はそのままになっていました。


 待合室だけの、駅舎のない駅です。




 八戸方面の1番線側の待合室にだけ、自動券売機が設置されていました。


 滞在時間52分。徒歩15分の所に「青い森鉄道FREEツアーBOOK」で紹介しているお店があるので、行ってみることにしました。


 駅前の国道104号を南に向かいます。


 7~8分歩いたところで県道223号へ左折し、馬淵川に架かる福田大橋を渡ります。


 上り道だったので、急ぎ足でも20分程かかって着きました。






 真ん中に、「殿」の焼き印が押されています。


 急いで苫米地駅に戻ります。
 駅に曲がる入口にある案内板は、三戸町方面からはドウのツルに隠れて見えません。


八戸市方面からは見えますが。




 帰りは下り坂のため「青い森鉄道FREEツアーBOOK」のとおり15分でした。

 次の下車駅は、隣の剣吉駅です。

 つづく

青い森鉄道全駅下車の旅4~諏訪ノ平駅

2016-10-01 13:52:45 | 青い森鉄道全駅下車の...
 普通 盛岡行に乗って諏訪ノ平駅に向かいます。




北高岩  11:18着 11:18発
 IGRいわて銀河鉄道の車両の整理券は白の無地でしたが、青い森鉄道の車両の整理券は青の地紋が着いています。


  
 外観は同じに見える電車ですが、オールロングシートではなく、1両目が4分の1ボックスシート、2両目が2分の1交互にボックスシートの車両です。




苫米地  11:21着 11:22発   
剣吉   11:25着 11:25発   
 この列車で有人駅の売上金を回収するのか、全自動売上金回収機が積み込まれていました。


諏訪ノ平 11:30着


 ホームがカーブしているため、電車が傾いて停車します。これは、「カント」と言って、曲線部分では遠心力が働くため、外側のレールを内側のレールより高くして、傾きをつけて列車が脱線する事を防いでいます。


単式ホーム2面2線の無人駅です。以前はは中線のある2面3線でしたが、現在は架線も線路も撤去されていました。

(剣吉駅方面)


(三戸駅方面)


 駅舎に向かって右側には「諏訪ノ平ツリーハウス」作られてありました。




 駅前は多くの駅と同じように結構な広さです。


 黒柳徹子さんのお母さん、黒柳朝さんの自伝『チョッちゃんが行くわよ』が原作の昭和62年のNHK朝の連続テレビ小説『チョッちゃん』。
 黒柳徹子さんが、第二次世界大戦中に現在の南部町に疎開していたことから、南部町もロケ地の一つになりました。
 疎開先に一番近い駅の諏訪ノ平駅の待合室には、『チョッちゃん』に関する写真が1枚展示されていました。その写真には、由紀さおりさん、伊奈かっぺいさんが写っています。


 青い森鉄道利用支援事業として、地元南部町立南部小学校の児童が作った「モク(木)レールマップ」が今でも展示されていました。


 駅事務室があったところは改造され、使われているかどうか分かりませんがシャッターが付いていました。


売店があった時期もあり、その跡が分かります。


今でも老人クラブの方がお世話なさっているのでしょうか、花壇が整備されていました。




 次は、苫米地駅で下車します。
 
つづく