旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

青い森鉄道全駅下車の旅6~剣吉駅

2016-10-03 19:41:23 | 青い森鉄道全駅下車の...
 普通 盛岡行で隣の剣吉駅に向かいます。


苫米地  12:49着 12:50発   


 この時間帯ほとんど乗客はいません。


剣吉   12:53着






 単式ホーム2面2線を有する有人駅です。
 かつて、中線が2番線として上下兼用待避線がありましたが、今は撤去されてかつての3番線が2番線へ変更となっています。
(苫米地駅方面)
 手前は自由通路「あじさい通路」です。


(諏訪ノ平方面)


 特急列車も停車したことのある駅です。


 南部町が運営し、旧名川町域をエリアとして運行する「ながわ里バス」。最近の新車からは「なんぶ里バス」の塗装になっているようです。


 待合室には、地域の方の短歌や写真が飾られていました。




 元売店があったところを活用して、地元の剣吉地区コミュニティ推進協議会が桃李文庫を開設していました。
 桃李文庫の名前は、桃と李があるところに人が集まって道ができるように、という願いから付けられたそうです。


 しかし、有人駅なのに跨線橋は殺風景です。


 駅前の建物の壁板には、古いホーロー板の広告がまだ残っていました。


 待合室には、剣吉のパンフレットがありました。
 時間が無かったのですが、駅前通りを少し歩いてみました。




 駅前の通りには「剣ちゃん通り」の名前が付いているようです。


 剣吉駅は県立名久井農業高等学校への最寄り駅。家々の前には2つのフラワーポットが置かれていました。


 これで北高岩駅以南の全駅下車が終わりました。
 次の下車駅、向山駅へ向かいます。

 つづく

青い森鉄道全駅下車の旅7~向山駅

2016-10-03 19:39:57 | 青い森鉄道全駅下車の...
 普通 八戸行に乗り向山駅に向かいます。


剣吉   13:30着 13:31発   
苫米地  13:34着 13:35発
今日と明日は「とまべちまつり」。


 明日の山車合同運行の準備中のようです。


 北高岩駅手前で、はやぶさ15号新青森行を見ました。


北高岩  13:38着 13:38発
 一日市トンネルを抜け、左に右へとカーブすると八戸駅です。






八戸   13:45着


 普通 青森行に乗り換えます。
 米軍三沢基地があるため、三沢駅を利用する外国人も多いので、「MISAWA」の文字も表示されています。


八戸   13:57発   
 八戸以南は天気も良かったのですが、厚い雨雲が空を覆い始めました。


陸奥市川 14:03着 14:03発
 轟トンネルを抜けると、東北新幹線八戸駅・新青森駅間で一番長い地上部分が見えます。




下田   14:07着 14:07発   
 以前は、向山駅の手前で「カワヨグリーン牧場」がよく見えたのですが、今では木が生い茂り一瞬しか見えなくなりました。


向山   14:11着






 島式ホーム1面2線の無人駅です。駅舎には待合室がありますがホームには待合室がありません。
昭和37年、駅西側2kmの所にフジ製糖青森工場が完成し、ここから専用線が伸びていた名残で広い構内が残っています。残念ながら5年後の昭和42年には工場が閉鎖されました。
(三沢駅方面)


(下田駅方面)




 ここ向山駅には「向山駅愛好会」があります。




 活動方針の一つに「向山駅は地域の宝。駅舎の保全と活用を通じて賑わいをつくります。」を掲げているだけあって、跨線橋を含めよく整備されていました。








 「向山駅ミュージアム」は愛好会が運営している、手作り鉄道博物館です。
 開館は、土・日・祝日の9時から16時まで。
 入口には、町内にあるイオン下田SCの2階にあった蒸気機関車模型「弁慶号」のミニチュアが、向山駅愛好会へ譲られ展示されています。


 国鉄時代の物を中心に、鉄道に関する様々な物が、所狭しと展示されています。






 目玉は、鉄道ジオラマです。




「青い森ホリデーフリーきっぷ」で行くと、記念入場券をもらえます。


 一度八戸駅に戻り、次の下車駅、下田駅に向かいます。

 つづく