旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

江戸時代の庶民の休日 閑雲野鶴日記2024年(令和6年)1月16日(火)

2024-01-16 19:27:55 | 閑雲野鶴日記

 7時頃の中央自動車道八王子インターチェンジ付近と当地です。
 当地は小雪、気温-3.3度です。


 今朝の積雪は、予想に反して5㎝と少なくほっとしました。


 『日中』は雪のち晴れ、気温は-3度前後。このままいけば今日は真冬日となります。
 7時から15時までの積雪も5㎝。


 仏教では1月16日と7月16日を「閻魔参り」または「閻魔賽日(えんまさいじつ)」といい、「地獄の蓋が開き亡者も責め苦を逃れる日」であり、「罪人を責めていた地獄の鬼さえもこの日は休むから、人も仕事を休む」と考えられました。
 江戸時代この日は藪入りと言って、商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など奉公人が実家へと帰ることのできた休日だったそうです。
 今日は雪が降ったとはいえ、雪かき作業は2時間ほどだったので、休日みたいなものでした。
 おまけ。
 今夜の肴。
 「高菜のピリ辛炒め・大根のビール漬け・白菜の漬け物、大根と竹輪の煮物、トンテキ・千切りキャベツ・キクイモのきんぴら」


駅弁コレクション321 「三種の神器弁当」(札幌駅)

2024-01-16 12:02:16 | 駅弁コレクション
【三種の神器弁当】(札幌駅)
                            2024.1.16投稿

2022(令和4年)12月14日 札幌駅で購入 価格900円
                   [製造元](株)札幌駅立売商会

 掛紙は「幕の内」をイメージしてか舞台の定式幕のデザインで縁取りされています。
 幕の内弁当の三種の神器と言われる「玉子焼」「蒲鉾」「焼き魚」の文字とそのイラストに商品名が大きく書かれています。
 北海道産が使われていることから、白抜きされた北海道の地図も描かれています。


 長方形の木質エコ容器にお箸の袋と手拭きをのせ、蓋と一緒にプラスチックテープで止め、掛紙が巻かれています。


 北海道産の白飯の上に海苔が敷かれ、その上に脂ののった大きな焼鮭、手作りだし巻き玉子焼、北海道産すり身の揚蒲鉾がのり、赤カブ漬けが添えられています。
 その脇には、椎茸・がんも・人参・蕗・花麩の炊き合わせ、北海道風ザンギ(鶏唐揚げ)、北海道産ホタテ煮、枝豆も添えられています。






 本当に大きい鮭と玉子焼きですです。
 鮭は薄い塩味で食べ応えもあります。玉子焼は出汁の味がしっかりしていました。
 容器やおかずの量に比べて御飯が少なめで、朝食にぴったりだと思いました。
 製造元がコープさっぽろ系列の「コープトレーディング」の傘下に入った年の2021年(令和3年)8月1日から販売されています。
 内容は、コープさっぽろ道内50店舗で2020年(令和2年)よりデリカコーナーで販売、圧倒的人気№1の「魚屋の脂ののった焼き鮭!弁当」(17万食販売/年)と同じ「脂ののった大鮭焼き」と「大きな手作りだし巻き玉子焼き」が入っているのが特徴だそうです。


 この駅弁は現在も1,050円で販売されていて、幕の内弁当の三種の神器と言われる「焼き魚」「玉子焼き」「蒲鉾」にこだわった駅弁。と公式ホームページで紹介されています。


 所用で札幌・すすきの「すし万」へ行った帰り、朝食用に札幌駅で購入しました。

 製造元の「札幌駅立売商会」のルーツは、1890年(明治23年)の駅弁販売開始までさかのぼります。
「札幌駅立売商会」となったのは、1943年(昭和18年)と大分後になります。
 駅弁の販売や構内食堂などは『弁菜亭』の名称です。
 2021年(令和3年)には新型コロナウイルスに伴う注文減少を受け、コープさっぽろ系列の「コープトレーディング」の傘下に入り、弁当共同開発やコープさっぽろ白石中央店で駅売りより容量を減らした安価な弁当販売をしています。