旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

学校給食 閑雲野鶴日記2024年(令和6年)1月28日(日)

2024-01-28 20:11:02 | 閑雲野鶴日記

 7時頃の中央自動車道石川パーキングエリア付近と当地です。
 当地は晴れ、『日中』は快晴でした。
 当地のAMeDASは、今日も観測不能になっています。


 先週から今週にかけての1月24日から30日までは、文部省(現:文部科学省)が1950年(昭和25年)に制定した『全国学校給食週間』です。
 1946年(昭和21年)、戦後の食糧難が続いていた日本にアメリカのLARA(アジア救済公認団体)から学校給食用の物資(主に脱脂粉乳)が送られ、同年12月24日に贈呈式が行われ、その日から東京・神奈川・千葉の3都県で学校給食が試験的に開始されたことを記念し12月24日は「学校給食感謝の日」となりました。
 しかし、間近に学校が冬休みになることから1ヵ月遅らせて1月24日から30日の一週間が「全国学校給食週間」となりました。
 脱脂粉乳の学校給食を知っていますか?小生は小学校1年生から脱脂粉乳でした。
 冷たくなった脱脂粉乳からビン牛乳になったときは、給食が始まったときよりも感動と喜びがあったことは、60年近く過ぎた今でも良く覚えています。
 最近の学校給食です。
 「ガパオライス」「ワンタンスープ」「シークワーサーゼリー」「牛乳」
 小学校の場合、子供の負担は1食250円ほどだそうですが、最近では全国の約1,600市区町村の約3割が無償化を実施しているそうです。
 少子化で施設設備に余裕があったら、高齢者も救済して欲しいですね。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「煮物(じゃがいも・大根・竹輪)、大根きんぴら、チキンカツ・千切りキャベツ、レバーの竜田揚げ」

駅弁コレクション296-第2版 「3種の鶏めしいなり」(大館駅)

2024-01-28 15:16:34 | 駅弁コレクション
【3種の鶏めしいなり】(大館駅)
                         2022.11.18   投稿
                         2024.01.28第2版投稿

2020年(令和2年)9月8日
 大館駅前「花善」店舗で購入 価格590円
                         [製造元](株)花善

 掛紙のデザインは「トリコロールカラー」。
 「花善」は2019年(令和元年)7月に、パリに現地法人「SAS ParisHanazen」設立し、市内に常設店舗「1899ToriMeshi」を開店しました。
 その「パリ花善」と共同開発して、両国で販売しているのが「3種の鶏めしいなり」です。


 掛紙を止めているテープも「トリコロールカラー」です。




 左から「サーモンとわかめのいなり」「鶏の甘辛煮とそぼろ玉子のいなり」「むきえびと大館産枝豆のいなり」。付け合わせは、「枝豆入り蒲鉾」と「ガリ」。
 食感も味付けもごくありふれたいなりの皮に、『鶏めし弁当』と同じ御飯が詰められています。




 「サーモンとわかめのいなり」は、日仏融合のトッピングでしょうか。
 「鶏の甘辛煮とそぼろ玉子のいなり」は『鶏めし弁当』のトッピングと同じ組み合わせ。
 「むきえびと大館産枝豆のいなり」も、日仏融合のトッピングでしょうか。
 付け合わせの「枝豆入り蒲鉾」は、秋田県が日本トップクラスの「枝豆」の産地であることから、数年前から定番となりました。
 JR東日本の車内誌『トランヴェール』(2022年6月北東北)に、次のように紹介されています。

 『秋田内陸縦貫鉄道 鉄印の旅』の帰途、大館駅前「花善」で購入しました。

2023年(令和5年)4月23日 角館駅で購入 価格630円
                         [製造元](株)花善
 前回購入したものと、掛紙・包装・容器に変更はありません。






 左から「蒸し鶏と小松菜の梅肉和えいなり」「鶏の甘辛煮とそぼろ玉子のいなり」「鶏そぼろと紅生姜のいなり」。付け合わせは、「ガリ」とその陰に隠れている「枝豆入り蒲鉾」です。
 食感も味付けもごくありふれたいなりの皮に、『鶏めし弁当』と同じ御飯が詰められています。




 2020年(令和2年)から販売されているものを、2023年(2023年)4月20日からリニューアル販売したものです。
 3種類のおいなりさんのうち2種類、「サーモンとわかめのいなり」を「蒸し鶏と小松菜の梅肉和えいなり」に、「むきえびと大館産枝豆のいなり」を「鶏そぼろと紅生姜のいなり」に変更になっています。
 もともとは花善とパリ花善の共同開発でできた駅弁で両国で販売されていましたが、現在もパリで『3種の鶏めしいなり』として販売されていることは確認できていません。

 製造・販売の花善は、1899年(明治32年)11月15日の大館駅開業と同じ日に、花岡旅館弁当部として開業し、駅弁構内販売を始めています。
 代表的な駅弁『鶏めし』は1947年(昭和22年)に販売を開始しました。
 その後、「花善商店」として会社組織にし、現在の「花善」に至っています。
 2019年(令和元年)には120周年を迎え、パリに常設店舗「1899ToriMeshi」を開業しています。
 掛紙に表記は一貫して『鶏めし』ですが、『鶏めし弁当』と表記したり呼ばれることが多いような気がします。
 『駅弁味の陣2014』で『鶏樽めし』が「副将軍」を受賞。
 ※現在は販売されていません。

 『駅弁味の陣2015』で『鶏めし』が「大将軍」を受賞。


 現在も980円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
 愛され続けて70有余年、奥羽本線・大館駅の駅弁「鶏めし弁当」
 秘伝のスープで炊き込んだご飯と、国産鶏もも肉の甘辛煮は相性抜群です。


 『駅弁味の陣2016』で『比内地鶏の鶏めし弁当』が「大将軍」を受賞。


 現在も1,300円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
定番駅弁「鶏めし弁当」のご飯はそのままに、日本三大美味鶏「比内地鶏」をふんだんに使った駅弁。
 シンプルな【塩焼き】と、コクのある【そぼろ】で地鶏の力強い風味をお楽しみいただけます。
 オリジナルの合わせみそを使った【茄子の田楽みそ】など、副菜も楽しい一折です。
 

 『駅弁味の陣2017』で『鶏めし弁当 復刻版』が「副将軍」「歴弁賞~五十年将軍~」を受賞。
 ※現在は販売されていません。


 『駅弁味の陣2021』で『3種の鶏めしいなり』が「エリア賞(北東北部門)」を受賞。『鶏めし弁当』が「10周年記念賞」を受賞。

 リニューアルされた『3種の鶏めしいなり』は現在も630円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。





 『駅弁味の陣2022』で『復刻版 鶏めし』が「エリア賞(北東北部門)」を受賞。
 ※現在は販売されていません。