旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

天竜浜名湖鉄道の旅5~遠州鉄道に乗る

2016-08-17 09:09:00 | 天竜浜名湖鉄道の旅
 天竜二俣駅始発の14:42発新所原行に乗り、西鹿島駅まで戻ります。  


西鹿島     14:46着
 西鹿島駅では2分の待ち合わせで電車が出ます。
 地下道を通って、遠州鉄道の乗り場に急ぎます。




 正式名称は「遠州鉄道鉄道線」といい、静岡県浜松市中区の新浜松駅と同市天竜区の西鹿島駅を結ぶ路線です。通称は西鹿島線というほか、赤い電車が走ることから「赤電」とも呼ばれています。 
総延長17.8km、起点・終点駅を含め18駅有り、そのうち16駅に列車交換設備があるため、単線でありながら日中は12分間隔で運行し、新浜松駅・西鹿島駅間を32分で結んでいます。
 1000形の電車です。


西鹿島     14:48発
住宅地の中を進みます。


遠州岩水寺   14:50着 14:50発


遠州芝本    14:52着 14:52発


遠州小林    14:54着 14:54発

美薗中央公園  14:56着 14:56発
 交換設備のない2つの駅のうちの一つ、がここ美薗中央公園です。


 駅間距離が短いので2分ほどで次の駅に着きます。次の浜北駅でも、列車交換です。交換となる電車が駅に入るのが見えます。


浜北      14:58着 14:58発

遠州小松    15:00着 15:00発

遠州西ヶ崎   15:02着 15:02発
 駅北東に側線があり、ED28形電気機関車と、ホキ800形貨車3両が留置されていました。側線の有効長の関係から、貨車は1両と2両に分割して留置されています。
 かつてはここに車両工場が存在したそうですが、西鹿島駅に移転した今は、留置線と保線基地としての機能が残っているようです。


 鉄道も道路と同じで左側通行が原則なので、交換列車が右側になるはずなのですが、ここでは左側になっています。


積志      15:04着 15:04発

さぎの宮    15:06着 15:06発

自動車学校前  15:08着 15:08発
 自動車学校前駅を出ると、終着まで高架を進みます。
 浜松駅前のアクトタワーが遠くに見えます。


上島      15:10着 15:10発

曳馬      15:12着 15:12発

助信      15:14着 15:14発

八幡      15:16着 15:16発
 車両が赤いことから「赤電」として親しまれる遠州鉄道西鹿島線ですが、1年間限定で青色にラッピングした2000形の「青電」がやってきました。
 この電車は、地元の自動車部品メーカー「ユタカ技研」の創立30年を記念したイベントで、同社の企業カラーの青色に全面ラッピングした車両だそうです。


遠州病院    15:18着 15:18発
 18駅中6駅の正式名称に「遠州」が付きましが、近隣の病院名が由来の遠州病院駅を除き、各種表示や車内放送では「遠州」を省略しています。


第一通り    15:19着 15:19発

新浜松     15:20着
 終着に到着しました。


 反対側のホームには、30形モハ51-クハ61編成が停まっていました。


 新浜松駅は2階が改札口、3階がホームになっていて、遠鉄百貨店本館とは2階の連絡通路でつながっています。


 JR浜松駅を挟んだ反対側には、高架から見えたアクトタワーがそびえています。
 静岡県内でもっとも高いビルであるアクトタワーの外観は、音楽の町・浜松を意識して、ハーモニカをモチーフにしています。


 新浜松駅15:48発西鹿島行で戻り、天竜浜名湖鉄道の旅を続けます。   


 つづく

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