旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

鉄道おまけ~YEBISU×エル特急 ヘッドマーク チャーム「しなの」

2019-10-28 09:42:02 | 鉄道おまけ
 2017年(平成29年)4月26日から全国のコンビニで、ヱビスビール350ml、または500mlを1本購入すると、全12種のヘッドマークチャームがおまけに付くキャンペーンを行いました。
 「エル特急」の名称が初めて登場したのは、1972年(昭和47年)10月2日のダイヤ改正からです。当時、特急は数少なく全席指定が原則でしたが、「数自慢・かっきり発車・自由席」というキャッチフレーズで、一日複数本運転・ダイヤのパターン化・自由席車両連結の特急が誕生し、その愛称として「エル特急」が生まれたのです。
 名称の「L」には、特急(Limited Express) や直行便 (Liner)、あるいはlucky、lovely、lightなどの頭文字を取ったものと言われていますが、特に意味はないようです。
JR各社は2000年代から順次、L特急という呼称を廃止、最後に残ったJR東海の「しらさぎ」「(ワイドビュー)しなの」「(ワイドビュー)ひだ」の3列車も2018年(平成30年)3月17日のダイヤ改正で廃止されました。
 なお、ヘッドマーク・方向幕等に使われていた「L」は、新幹線0系のシルエットを図案化したものです。

 特急「しなの」は1968年(昭和43年)10月1日のダイヤ改正で、中央本線・篠ノ井線・信越本線経由で名古屋駅・長野駅間で運行を開始しました。その後、大阪駅発着や多治見駅発着等も増発され8往復となり、1973年(昭和48年)10月からは自由席が設置されてエル特急に指定されました。
 この後も運行系統の変化があるものの最大16往復の運転となりました。
 2018年(平成30年)3月17日︰ダイヤ改正でエル特急の呼称は廃止されましたが、「しなの」は運行を続けています。
 愛称は、発着点の長野県の旧国名「信濃国」に由来し、ヘッドマークは沿線の木曽森林のカラマツをイメージしたデザインです。





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