旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

秋田内陸線の旅 再び 8~只今阿仁合駅 「北緯40度」

2020-01-02 14:37:57 | 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の旅
 「『秋田内陸線の旅 再び』。今日は、北緯40度周辺を散策します。」
 北緯40度前後には世界の主要都市が多数あり、中学・高校で習う地理の試験に出題される事が多かったため、かつては『試験によく出る北緯40度』言われていました。
 アメリカはニューヨーク、サンフランシスコ。イタリア、ローマ。スペイン、マドリッド。トルコ、アンカラ。中国、北京。
 日本では、東経140度と交わる秋田県大潟村が有名ですが、鉄道関係ではIGRいわて銀河鉄道御堂駅が北緯40度0分15.79秒。40度線はホームの南端を通っているそうです。
 そして、ここ阿仁合駅。ホーム上屋から少し南側を40度線が通っているようですから、まさに『北緯40度の駅』と言って良いでしょう。
 駅舎は、「北緯40度線に位置する北秋田市阿仁地域のシンボルの巨大な三角屋根のある駅舎」として、2002年(平成14年)、東北の駅百選に選ばれています。
  「40度」の「4」を背中合わせにデザインされていることから、「しあわせのえき」という愛称が付いています。


 冬期間、駅舎はイルミネーションで彩られているそうです。
 今年度も、阿仁が位置する北緯40度の「4」と北秋田市が誇る名瀑「安の滝」をテーマに、日本三大樹氷の一つ「森吉山の樹氷」を連想させる雪の結晶や澄み切った阿仁の夜空を流れる「流れ星」の表現を加えた、彩りあふれるイルミネーションが、12月20日から3月15日まで毎日点灯しているそうです。



 幸せスポットの「しあわせの鐘」。


 「秋田内陸縦貫鉄道ブログ」で、阿仁合駅髙田さんは「最近のマイブーム。しあわせの鐘を磨くこと。鐘やプレートを磨くことで、しあわせになれる!?」と紹介しています。


 お昼にはちょっと早いので「北緯40度カントリーパーク」に行ってみます。
 駅を出て左に行くと近道なのですが、最初ですから正規?のルートで行きます。
 駅から直進し、羽州街道に突き当たって左に行くとすぐに入口があります。


 足跡があるところを見ると、この冬に公園に向かっているのは私だけではないようです。


 内陸線の下を通ります。




 北緯40度カントリーパーク(阿仁河川公園)は、1989年(平成元年)にライオンズクラブ、グリーンクラブ、秋銀チャレンジ会の会員が中心になって植樹を始め、桜やサルスベリなど約300本が植樹され、春の桜のほか、夏の花火大会などの様々なイベントの会場としても利用されているそうですが、今は冬。夢の跡です。


 阿仁銀山町は阿仁鉱山の入口で、米代川から阿仁川への舟運の最終船着場だったそうです。
 昔と変わらぬ清流なのでしょう。


 北緯40度はどこでしょうね。




 駅に戻って昼食にします。
 明日を、お楽しみに。



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