旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

秋田内陸縦貫鉄道 鉄印の旅 6 岩野目駅から阿仁合駅へ

2020-09-18 11:18:13 | 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の旅
岩野目 イワノメ      11:05着 11:05発
 単式ホーム1面1線の無人駅で駅舎はなく、待合所が設置されています。
 公式の統計ではありませんが、「内陸線で一番乗車人数が少ない駅」ではないかと言われています。


 林の中を進みます。


 林を抜けて進むと、笑内駅が見えてきます。


笑内 オカシナイ       11:09着 11:09発
 単式ホーム1面1線の無人駅で、ホーム上に待合所が設置されています。
 『根子集落入口の駅』。
「国重文 根子番楽」の「根子集落」への最寄り駅。「マタギ発祥の地」「隠れ里」「にほんの里100選」など、色々肩書きがあり、また源平合戦の落人が開いたとされる集落です。ここ「笑内」の地名由来は、アイヌ語の「オ・カシ・ナイ」、川下に小屋のある川とされています。
 根子駅を出てすぐ左手に、根子集落入口の案内板が見えます。


 「秋田内陸線八景」『第4景 大又川橋梁』にさしかかります。


 大又川橋梁は車内からは分かりませんが、秋田内陸線の阿仁川にかかる真っ赤な鉄橋で、右手に見える国道105号に架かる「萱草大橋」から、阿仁川や周囲の山々の風景と鉄道を写すことができるので秋田内陸線の人気の撮影ポイントになっています。今日も写真撮影している人が見えます。


 左手には清流が見えます。


萱草 カヤクサ       11:14着 11:14発
 単式ホーム1面1線の無人駅でホームに待合所が設置されています。
 待合所の塗装は多くの待合所に見られる、AN8800形気動車が導入された当初の、アイボリー地に赤帯の内陸線標準色です。
 『大又川橋梁の最寄り駅』で、「萱草大橋」は、萱草駅から笑内駅方向に600m程進んだところにあります。


荒瀬 アラセ        11:18着 11:19発
 駅自体は利用者も少なく、単式ホーム1面1線の無人駅で駅舎もなく待合所が設置されているだけですがホームにはプランーターおかれ、駅前スペースは広く舗装されています。
 そして、公共施設の様な立派な建物は、個人宅でしょうか。


 13~20‰の勾配で下っていきます。


 途中、「秋田内陸線八景」『第3景 荒瀬川橋梁』を渡ります。


 阿仁合駅到着間際、左手に佐竹氏の家紋である佐竹扇を山門に掲げた専念寺が見えます。


 途中観光徐行がありましたが、ほぼ定刻到着です。
阿仁合 アニアイ      11:22着
 つづく


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