7月23日7時頃の羽後本荘駅です。
すでに25度を越えています。
お泊まりは定宿ともいえる、本荘ステーションホテルでした。
ホテルでの朝食を軽めに済ませます。
帰路は、秋田内陸線でたんぼアートを肴に一杯。
羽越本線 普通 秋田行で出発です。
秋田駅で43分の待ち合わせで、秋田新幹線「こまち」16号に乗ります。
秋田新幹線はミニ新幹線と言われるとおり、ホームで在来線と新幹線の車両が並ぶことができます。
停まっている在来線車両は、不通となっている大曲駅と秋田駅の間で、一日1本秋田新幹線の線路を走行して運転されている、大曲発7時50分、秋田着8時2分の臨時列車です。
このホームから見える一つの名物景色がこちらです。
え!ついに落ちてしまっています。
「こまち」号では、初体験に遭遇しました。
指定を取った座席に「故障中」の表示が置かれています。
間もなく車掌さんが来て、後ろの席を案内されました。
テーブルに「故障中」の表示ですが、こちら座席確保のための表示だそうで、テーブルは使用できるとのことでした。
定刻より5分ほど遅れて角館駅に到着です。
角館は11時の段階で29.6度まで気温が上がっています。
角館からの秋田内陸線は、急行「もりよし2号」です。
今日の車両は、観光列車『鉄の3兄弟』のうちの『次男』にあたる「AN-8900形 笑EMI」でした。(終点 鷹巣駅で撮影)
秋田のお酒を楽しみながらの2時間21分です。
角館で調達したのはいつもの「秀よし 本醸造生貯蔵酒 瓢箪」と地ビールの「角館麦酒」です。
「秀よし 本醸造生貯蔵酒 瓢箪」は、太閤秀吉の千成瓢箪をイメージした容器に詰めました。お酒を注ぐ時に聞こえる「こぽこぽ」という音と、爽やかな味わいで口あたりも優しく、飲みやすいお酒です。
「角館麦酒」は、こんな説明があります。
そして、昨日、由利高原鉄道矢島駅で調達した『蔵めぐりの旅セット(「雪の茅舎」「出羽の冨士」「鳥海山」「秋田美人」)』。
本来3個以上の予約弁当ですが、車両が「笑EMI」号のためなのか、車内で数量限定で『比内地鶏を楽しむ笑EMI弁当』を販売していました。
誰も買う人がいないので、二人で購入し少しは貢献しました。
秋田内陸縦貫鉄道の吉田裕幸社長さんはJTB東北からの出向で、沿線住民や国内旅行者に加えて、外国人観光客の利用を増やす戦略をとっているとのことで、よく台湾からの団体さんが利用しています。
今日も、いつものように台湾からの団体さんが角館駅から松葉駅まで乗車しました。
団体さんの乗車距離が短いこともあってか、増結なしの1両でした。
今日はお天気も良く、車窓を楽しめそうです。
もう一つのお楽しみは『2023秋田内陸線 田んぼアート』です。
秋田内陸線沿線では2012年(平成24年)から 車窓からきれいに見える「田んぼアート」を、秋田内陸地域公共交通連携協議会が主催し、沿線5カ所で地元の方々の手でつくっています。
7月下旬から9月上旬にかけてが見頃のようです。
1番目は角館・羽後太田駅間、進行方向左手。
田沢湖に伝わる龍神伝説に登場する辰子姫がモチーフの仙北市の地域キャラクター「たっこちゃん」の絵柄です。
車内が混み合ってみることができませんでした。
2番目は上桧木内駅停車中、進行方向左手。
毎年2月10日に仙北市上桧木内地区で行われる小正月行事「上桧木内の紙風船上げ」を題材に、秋田犬が真冬の夜空に舞い上がる紙風船を楽しそうに追っている絵柄です。
戸沢駅と阿仁マタギ駅間は、秋田内陸線では最長の駅間8.9km。この間に5本のトンネルがあります。最後のトンネルは北秋田市と仙北市の境にある「十二段峠」を貫く、全長は秋田県最長の5,697mです。
トンネル内はカーブが無く直線のため、勾配の頂点付近では、数秒間入口と出口が同時に見える瞬間ありますが、なかなか両方を写真に撮ることができないポイントです。
同時に見えた瞬間に願い事すると…叶うとか叶わないとか。
阿仁マタギ駅前では、中村自治会・中村農村振興会が行っている、阿仁の奇祭といわれる「かかしコンテスト」が毎年楽しませてもらっています、
休耕田の所有者が田んぼ近くの池にすむコイを守ろうと、2016年(平成28年)に1体設置したのが始まりだそうです。住民や内陸線利用者から好評だったため、地区住民と共に数を年々増やし、現在に至るそうです。
比立内駅で下り普通列車と交換です。
通常の車両に、貸し切りの観光列車『鉄の3兄弟』のうちの『長男』にあたる「AN-8800形 秋田マタギ号」が連結さていました。
笑内(おかしない)駅と萱草駅間にある、阿仁川を渡る大又川橋梁は、、すぐ脇を通る車道の橋からなら見上げる角度、並走する国道105号の萱草大橋の歩道からなら斜め下に眺めルことができる、秋田内陸線の撮影ポイントになっています。
今日も写真を撮る方の姿が見えます。
急行「もりよし2号」は、阿仁合駅で乗務員は交代します。
お見送りは、おなじみのシーンです。
田んぼアート3番目は阿仁合・小渕駅間、進行方向右手。
『くまくま園』で観察も出来る「ツキノワグマ」と北秋田市阿仁地区が発祥とされる「マタギ」が仲良く寄り添い、北秋田市の特産品であるバター餅をほおばっている絵柄です。
『くまくま園』は北秋田市の「阿仁マタギの里」内にあるクマの動物園、阿仁熊牧場のことで、東北地方唯一の熊牧場であるとともに、日本で唯一の自治体が設置・運営しているクマ牧場だそうです。
4番目は前田南・阿仁前田温泉駅間、進行方向右手。
秋田内陸線沿線にようこそ!という気持ちを表現するため、「秋田犬」、秋田内陸線応援キャラクター「ないりっくん」、公式キャラクター「森吉のじゅうべぇ」、日本バター餅協会のゆるキャラ「バタもっち」の絵柄です。
線路に接近しているので、上手く撮れません。
最後5番目です。
縄文小ヶ田駅停車中、進行方向右手。
縄文小ヶ田駅が最寄り駅である世界遺産「伊勢堂岱遺跡」のマスコットキャラクター「いせどうくん」と秋田犬を可愛らしいタッチで描いています。
足元には4つの「環状列石」を配置するとともに、背景には、「白神山地」を描き、県北地域にある2つの世界遺産をPRすることが出来る絵柄です。
奥には、伊勢堂岱遺跡縄文館が見えます。
米代川を渡ると、間もなく終点、鷹巣駅に到着です。
秋田内陸縦貫鉄道の栞をいただきました。
7種類集めることができるかなぁ~
太陽がまぶしい!
鷹巣は32.8度にもなっています。
奥羽本線、特急「つがる」3号から青い森鉄道線に乗り換えて、帰宅しました。
写真の多くは、今回も一緒に行った『生徒会長』からいただいています。
おしまい。
すでに25度を越えています。
お泊まりは定宿ともいえる、本荘ステーションホテルでした。
ホテルでの朝食を軽めに済ませます。
帰路は、秋田内陸線でたんぼアートを肴に一杯。
羽越本線 普通 秋田行で出発です。
秋田駅で43分の待ち合わせで、秋田新幹線「こまち」16号に乗ります。
秋田新幹線はミニ新幹線と言われるとおり、ホームで在来線と新幹線の車両が並ぶことができます。
停まっている在来線車両は、不通となっている大曲駅と秋田駅の間で、一日1本秋田新幹線の線路を走行して運転されている、大曲発7時50分、秋田着8時2分の臨時列車です。
このホームから見える一つの名物景色がこちらです。
え!ついに落ちてしまっています。
「こまち」号では、初体験に遭遇しました。
指定を取った座席に「故障中」の表示が置かれています。
間もなく車掌さんが来て、後ろの席を案内されました。
テーブルに「故障中」の表示ですが、こちら座席確保のための表示だそうで、テーブルは使用できるとのことでした。
定刻より5分ほど遅れて角館駅に到着です。
角館は11時の段階で29.6度まで気温が上がっています。
角館からの秋田内陸線は、急行「もりよし2号」です。
今日の車両は、観光列車『鉄の3兄弟』のうちの『次男』にあたる「AN-8900形 笑EMI」でした。(終点 鷹巣駅で撮影)
秋田のお酒を楽しみながらの2時間21分です。
角館で調達したのはいつもの「秀よし 本醸造生貯蔵酒 瓢箪」と地ビールの「角館麦酒」です。
「秀よし 本醸造生貯蔵酒 瓢箪」は、太閤秀吉の千成瓢箪をイメージした容器に詰めました。お酒を注ぐ時に聞こえる「こぽこぽ」という音と、爽やかな味わいで口あたりも優しく、飲みやすいお酒です。
「角館麦酒」は、こんな説明があります。
そして、昨日、由利高原鉄道矢島駅で調達した『蔵めぐりの旅セット(「雪の茅舎」「出羽の冨士」「鳥海山」「秋田美人」)』。
本来3個以上の予約弁当ですが、車両が「笑EMI」号のためなのか、車内で数量限定で『比内地鶏を楽しむ笑EMI弁当』を販売していました。
誰も買う人がいないので、二人で購入し少しは貢献しました。
秋田内陸縦貫鉄道の吉田裕幸社長さんはJTB東北からの出向で、沿線住民や国内旅行者に加えて、外国人観光客の利用を増やす戦略をとっているとのことで、よく台湾からの団体さんが利用しています。
今日も、いつものように台湾からの団体さんが角館駅から松葉駅まで乗車しました。
団体さんの乗車距離が短いこともあってか、増結なしの1両でした。
今日はお天気も良く、車窓を楽しめそうです。
もう一つのお楽しみは『2023秋田内陸線 田んぼアート』です。
秋田内陸線沿線では2012年(平成24年)から 車窓からきれいに見える「田んぼアート」を、秋田内陸地域公共交通連携協議会が主催し、沿線5カ所で地元の方々の手でつくっています。
7月下旬から9月上旬にかけてが見頃のようです。
1番目は角館・羽後太田駅間、進行方向左手。
田沢湖に伝わる龍神伝説に登場する辰子姫がモチーフの仙北市の地域キャラクター「たっこちゃん」の絵柄です。
車内が混み合ってみることができませんでした。
2番目は上桧木内駅停車中、進行方向左手。
毎年2月10日に仙北市上桧木内地区で行われる小正月行事「上桧木内の紙風船上げ」を題材に、秋田犬が真冬の夜空に舞い上がる紙風船を楽しそうに追っている絵柄です。
戸沢駅と阿仁マタギ駅間は、秋田内陸線では最長の駅間8.9km。この間に5本のトンネルがあります。最後のトンネルは北秋田市と仙北市の境にある「十二段峠」を貫く、全長は秋田県最長の5,697mです。
トンネル内はカーブが無く直線のため、勾配の頂点付近では、数秒間入口と出口が同時に見える瞬間ありますが、なかなか両方を写真に撮ることができないポイントです。
同時に見えた瞬間に願い事すると…叶うとか叶わないとか。
阿仁マタギ駅前では、中村自治会・中村農村振興会が行っている、阿仁の奇祭といわれる「かかしコンテスト」が毎年楽しませてもらっています、
休耕田の所有者が田んぼ近くの池にすむコイを守ろうと、2016年(平成28年)に1体設置したのが始まりだそうです。住民や内陸線利用者から好評だったため、地区住民と共に数を年々増やし、現在に至るそうです。
比立内駅で下り普通列車と交換です。
通常の車両に、貸し切りの観光列車『鉄の3兄弟』のうちの『長男』にあたる「AN-8800形 秋田マタギ号」が連結さていました。
笑内(おかしない)駅と萱草駅間にある、阿仁川を渡る大又川橋梁は、、すぐ脇を通る車道の橋からなら見上げる角度、並走する国道105号の萱草大橋の歩道からなら斜め下に眺めルことができる、秋田内陸線の撮影ポイントになっています。
今日も写真を撮る方の姿が見えます。
急行「もりよし2号」は、阿仁合駅で乗務員は交代します。
お見送りは、おなじみのシーンです。
田んぼアート3番目は阿仁合・小渕駅間、進行方向右手。
『くまくま園』で観察も出来る「ツキノワグマ」と北秋田市阿仁地区が発祥とされる「マタギ」が仲良く寄り添い、北秋田市の特産品であるバター餅をほおばっている絵柄です。
『くまくま園』は北秋田市の「阿仁マタギの里」内にあるクマの動物園、阿仁熊牧場のことで、東北地方唯一の熊牧場であるとともに、日本で唯一の自治体が設置・運営しているクマ牧場だそうです。
4番目は前田南・阿仁前田温泉駅間、進行方向右手。
秋田内陸線沿線にようこそ!という気持ちを表現するため、「秋田犬」、秋田内陸線応援キャラクター「ないりっくん」、公式キャラクター「森吉のじゅうべぇ」、日本バター餅協会のゆるキャラ「バタもっち」の絵柄です。
線路に接近しているので、上手く撮れません。
最後5番目です。
縄文小ヶ田駅停車中、進行方向右手。
縄文小ヶ田駅が最寄り駅である世界遺産「伊勢堂岱遺跡」のマスコットキャラクター「いせどうくん」と秋田犬を可愛らしいタッチで描いています。
足元には4つの「環状列石」を配置するとともに、背景には、「白神山地」を描き、県北地域にある2つの世界遺産をPRすることが出来る絵柄です。
奥には、伊勢堂岱遺跡縄文館が見えます。
米代川を渡ると、間もなく終点、鷹巣駅に到着です。
秋田内陸縦貫鉄道の栞をいただきました。
7種類集めることができるかなぁ~
太陽がまぶしい!
鷹巣は32.8度にもなっています。
奥羽本線、特急「つがる」3号から青い森鉄道線に乗り換えて、帰宅しました。
写真の多くは、今回も一緒に行った『生徒会長』からいただいています。
おしまい。
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