旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション346 「W牛ハラミステーキ弁当」(米沢駅)

2024-02-23 12:50:54 | 駅弁コレクション
【W牛ハラミステーキ弁当】(米沢駅)
                             2024.2.23投稿

2023年(令和5年)7月9日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,390円
                      [製造元](株)松川弁当店

 商品のイメージ写真に、商品名とキャッチフレーズが書かれた掛紙がプラスチックテープで留められています。


 発泡素材の外箱で、中はプラスチック製の容器です。透明のプラスチック蓋の上にお箸が載っています


 白飯の上に、メインの和風醤油だれのかかったカットステーキ3枚と、濃厚デミグラスソースを絡めたサイコロステーキ3個。付け合わせの味付けタマネギ・カボチャの素揚げ・いんげん煮・人参煮が載っています。仕切りを挟んで、玉子焼と大根としその酢漬が添えられています。




 この駅弁は、駅での販売実績もあり『疑義駅弁』に分類はしませんが、専ら駅弁大会等で販売された類似のものも多く存在し、公式ホームページでは紹介されていません。

 製造・販売の松川弁当店は、1899年(明治32年)5月、奥羽本線米沢駅開業とともに、松川弁当部として駅構内立売業をめたそうですが、当初は駅弁ではなく雑貨や自家製アイスクリームなどを販売していたと言います。
 松川弁当店と言えば、牛肉を材料に数多くの駅弁を販売していますが、現在まで100年以上販売され続けているのが『鯉弁当』(1,380円)です。
 当初は三段重ねの重箱で、じゃがいもやにんじんなどの煮つけもたくさん入った豪華な物だったそうです。


 最初の牛肉弁当は1964年(昭和39年)発売の『米沢牛肉 すきやき弁当』だったそうです。
 現在も「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(1,350円)という駅弁には、1964年(昭和39年)当時のデザインの掛け紙を復刻させています。


 『駅弁味の陣2013(平成25年)』では、『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』が味覚賞受賞。


 『駅弁味の陣2014(平成26年)』では、『米澤牛焼肉重松川辨當』が駅弁大将軍受賞。現在も1,680円で販売中。


 『駅弁味の陣2021(令和3年)』では、『黒毛和牛 炭火焼 焼肉重』が南東北エリア賞受賞。
 現在は販売されていないようです。




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