弘前駅では8分の待ち合わせで次の列車に乗ります。
奥羽本線下り 普通 青森行
弘前 12:24発
弘前市街地は、駅の西側に広がります。
撫牛子 12:27着 12:28発
難読駅名の「ないじょうし」を過ぎると、日本百名山・新日本百名山にも選ばれてい青森県の最高峰岩木山1,625mの全容が見えます。
山頂部分は、右から巖鬼山(岩鬼山とも表記し「がんきやま」と読む)、岩木山、鳥海山と3つに分かれています。
太宰治も著書『津軽』に「十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉を正しく、静かに青空に浮かんでいる。決して高い山ではないが、けれども、なかなか透きとおるくらいに嬋娟たる美女ではある」と喩えているとおり、その山容から津軽富士とも呼ばれ、富士山と同様に、古くから山岳信仰の対象とされ、山頂には岩木山(いわきやま)神社の奥宮が置かれています。
川部 12:31着 12:32発
川部駅から終点青森駅までは単線になります。
この先浪岡駅の手前まで、津軽平野の中をほぼ直線で進みます。
北常盤 12:35着 12:36発
よく見ると、橋梁を架け替えたと所だけカーブしているのが分かります
浪岡 12:41着 12:41発
梵珠山地を正面に見ながら大釈迦駅に向かいます。
大釈迦 12:46着 12:46発
大釈迦駅から更に登っていきます。
かつては1,000分の25の勾配があった大釈迦峠越えです。
現在の勾配は?標識がどれも壊れていて分かりません。
勾配緩和のために作られたトンネルも3代目となる2,240mの新大釈迦トンネルに入ります。
鶴ケ坂 12:51着 12:55発
鶴ケ坂駅では、下り特急つがる4号の通過を待って1分少々遅れての発車です。
新大釈迦トンネルを境に、津軽平野から青森平野に入ります。
市街地が見えてくると、津軽新城駅に到着します。
津軽新城 13:00着 13:01発
津軽新城駅を出て右にカーブすると目の前に新青森駅が見えます。
1.8km、約2分で到着します。
新青森 13:03着 13:04発
東北新幹線の盛岡駅以北の建設が遅れて高まっていた地元の不満を解消する狙いもあって、東北新幹線関連事業の一環として新幹線駅と接続することを前提として、1986年(昭和61年)11月1日に国鉄の駅として開業した駅です。
実際に東北新幹線が新青森駅まで延伸されたのは、開業から遅れること24年後の2010年(平成22年)12月4日。政治力の貧困と、関連する地元の思惑があって遅れた開業でした。
似たようなことが、国鉄時代の鉄道管理局誘致問題。
戦後GHQの意向によって、国営事業とし政府によって経営されていた国有鉄道事業は、1949年(昭和24年)に独立採算制の運輸省の外郭団体、日本国有鉄道に移管されました。
これに伴い地方の管理組織を簡素化し、全国に49あった管理部と9カ所の鉄道局を、27の鉄道管理局に再編するという鉄道創業以来の大規模機構改革がありました。
当時、東北・奥羽の両本線、そして青函航路という本州北端の鉄道の要であった青森市鉄道管理局が設置されるであろうことを、県民誰もが疑っていませんでした。
しかし、発表された内容は、青森県を二分し秋田と盛岡の両鉄道管理局が管轄するというものでした。
本県の政治力の貧困と油断の結果であると、今でも語り継がれています。
JR東日本となった現在も、奥羽本線の津軽新城駅までは秋田支社、他の線区は盛岡支社の管轄となっています。このことがダイヤ編成や新型車両導入の遅れなど、色々な面に影を落としています。
さて、この新青森駅は新幹線開業までは単式ホーム1面1線の無人駅で、普通列車の一部も通過していましたが、開業後は島式ホーム1面2線となり、特急「白鳥」・「スーパー白鳥」の始発、特急「つがる」と寝台特急「あけぼの」・「日本海」の停車駅となり、ホームもそれに合わせた長さになっています。
特急「白鳥」・「スーパー白鳥」、寝台特急「あけぼの」・「日本海」の廃止によって、現在は8両分確保し、不要部分は立ち入り禁止となっています。
終点青森駅までは、3.9km、約4分です。
途中で左から津軽線と盛岡車両センター青森派出所への回送線が合流します。
次に、青森駅に乗り入れている奥羽本線と青い森鉄道線をショートカットして滝内信号所(青森駅構内)と青森信号場を結ぶ通称奥羽貨物支線が右に分かれていきます。
通常は、青森駅に入らない貨物列車のみの運行ですが、2006年(平成18年)3月から2012年(平成24年)3月までの間は寝台特急『北斗星』『トワイライトエクスプレス』もこの貨物支線を通っていました。
輸送量は減ったものの今でも青森駅の配線が多いことが窺われます。
右から青い森鉄道線が合流すると青森駅はもう目の前。
JR列車は基本的に3~6番線を使用しています。
青森 13:10着
1959年(昭和34年)12月25日に竣工した青森駅の建て替えや東西自由通路整備がようやく進み始めました。新駅舎と東西自由通路は2020年度末の利用開始、西口駅前広場は22年度に利用開始を予定しているそうです。
最後の乗り継ぎ列車まで1時間27分の待ち合わせ。ここで昼食にします。青森駅「つがる路」の「焼き干しラーメン」720円。
30分程前には列車が入っているのでホームに行きました。
「四季島」が入ってきました。ツアーではなく試運転のようで、8分程停車して出て行きました。
青い森鉄道線上り 普通 八戸行
青森 14:37発
筒井 14:42着 14:42発
東青森 14:44着 14:44発
小柳 14:46着 14:47発
矢田前 14:49着 14:49発
野内 14:51着 14:52発
浅虫温泉 14:57着 14:57発
西平内 15:02着 15:03発
小湊 15:06着 15:07発
清水川 15:11着 15:12発
狩場沢 15:15着 15:16発
野辺地 15:21着
おしまい。
奥羽本線下り 普通 青森行
弘前 12:24発
弘前市街地は、駅の西側に広がります。
撫牛子 12:27着 12:28発
難読駅名の「ないじょうし」を過ぎると、日本百名山・新日本百名山にも選ばれてい青森県の最高峰岩木山1,625mの全容が見えます。
山頂部分は、右から巖鬼山(岩鬼山とも表記し「がんきやま」と読む)、岩木山、鳥海山と3つに分かれています。
太宰治も著書『津軽』に「十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉を正しく、静かに青空に浮かんでいる。決して高い山ではないが、けれども、なかなか透きとおるくらいに嬋娟たる美女ではある」と喩えているとおり、その山容から津軽富士とも呼ばれ、富士山と同様に、古くから山岳信仰の対象とされ、山頂には岩木山(いわきやま)神社の奥宮が置かれています。
川部 12:31着 12:32発
川部駅から終点青森駅までは単線になります。
この先浪岡駅の手前まで、津軽平野の中をほぼ直線で進みます。
北常盤 12:35着 12:36発
よく見ると、橋梁を架け替えたと所だけカーブしているのが分かります
浪岡 12:41着 12:41発
梵珠山地を正面に見ながら大釈迦駅に向かいます。
大釈迦 12:46着 12:46発
大釈迦駅から更に登っていきます。
かつては1,000分の25の勾配があった大釈迦峠越えです。
現在の勾配は?標識がどれも壊れていて分かりません。
勾配緩和のために作られたトンネルも3代目となる2,240mの新大釈迦トンネルに入ります。
鶴ケ坂 12:51着 12:55発
鶴ケ坂駅では、下り特急つがる4号の通過を待って1分少々遅れての発車です。
新大釈迦トンネルを境に、津軽平野から青森平野に入ります。
市街地が見えてくると、津軽新城駅に到着します。
津軽新城 13:00着 13:01発
津軽新城駅を出て右にカーブすると目の前に新青森駅が見えます。
1.8km、約2分で到着します。
新青森 13:03着 13:04発
東北新幹線の盛岡駅以北の建設が遅れて高まっていた地元の不満を解消する狙いもあって、東北新幹線関連事業の一環として新幹線駅と接続することを前提として、1986年(昭和61年)11月1日に国鉄の駅として開業した駅です。
実際に東北新幹線が新青森駅まで延伸されたのは、開業から遅れること24年後の2010年(平成22年)12月4日。政治力の貧困と、関連する地元の思惑があって遅れた開業でした。
似たようなことが、国鉄時代の鉄道管理局誘致問題。
戦後GHQの意向によって、国営事業とし政府によって経営されていた国有鉄道事業は、1949年(昭和24年)に独立採算制の運輸省の外郭団体、日本国有鉄道に移管されました。
これに伴い地方の管理組織を簡素化し、全国に49あった管理部と9カ所の鉄道局を、27の鉄道管理局に再編するという鉄道創業以来の大規模機構改革がありました。
当時、東北・奥羽の両本線、そして青函航路という本州北端の鉄道の要であった青森市鉄道管理局が設置されるであろうことを、県民誰もが疑っていませんでした。
しかし、発表された内容は、青森県を二分し秋田と盛岡の両鉄道管理局が管轄するというものでした。
本県の政治力の貧困と油断の結果であると、今でも語り継がれています。
JR東日本となった現在も、奥羽本線の津軽新城駅までは秋田支社、他の線区は盛岡支社の管轄となっています。このことがダイヤ編成や新型車両導入の遅れなど、色々な面に影を落としています。
さて、この新青森駅は新幹線開業までは単式ホーム1面1線の無人駅で、普通列車の一部も通過していましたが、開業後は島式ホーム1面2線となり、特急「白鳥」・「スーパー白鳥」の始発、特急「つがる」と寝台特急「あけぼの」・「日本海」の停車駅となり、ホームもそれに合わせた長さになっています。
特急「白鳥」・「スーパー白鳥」、寝台特急「あけぼの」・「日本海」の廃止によって、現在は8両分確保し、不要部分は立ち入り禁止となっています。
終点青森駅までは、3.9km、約4分です。
途中で左から津軽線と盛岡車両センター青森派出所への回送線が合流します。
次に、青森駅に乗り入れている奥羽本線と青い森鉄道線をショートカットして滝内信号所(青森駅構内)と青森信号場を結ぶ通称奥羽貨物支線が右に分かれていきます。
通常は、青森駅に入らない貨物列車のみの運行ですが、2006年(平成18年)3月から2012年(平成24年)3月までの間は寝台特急『北斗星』『トワイライトエクスプレス』もこの貨物支線を通っていました。
輸送量は減ったものの今でも青森駅の配線が多いことが窺われます。
右から青い森鉄道線が合流すると青森駅はもう目の前。
JR列車は基本的に3~6番線を使用しています。
青森 13:10着
1959年(昭和34年)12月25日に竣工した青森駅の建て替えや東西自由通路整備がようやく進み始めました。新駅舎と東西自由通路は2020年度末の利用開始、西口駅前広場は22年度に利用開始を予定しているそうです。
最後の乗り継ぎ列車まで1時間27分の待ち合わせ。ここで昼食にします。青森駅「つがる路」の「焼き干しラーメン」720円。
30分程前には列車が入っているのでホームに行きました。
「四季島」が入ってきました。ツアーではなく試運転のようで、8分程停車して出て行きました。
青い森鉄道線上り 普通 八戸行
青森 14:37発
筒井 14:42着 14:42発
東青森 14:44着 14:44発
小柳 14:46着 14:47発
矢田前 14:49着 14:49発
野内 14:51着 14:52発
浅虫温泉 14:57着 14:57発
西平内 15:02着 15:03発
小湊 15:06着 15:07発
清水川 15:11着 15:12発
狩場沢 15:15着 15:16発
野辺地 15:21着
おしまい。
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