旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

米坂線・男鹿線の旅5 坂町駅から羽越本線に乗って酒田駅~秋田駅

2019-01-04 11:09:56 | 米坂線・男鹿線の旅
酒田     14:39着 14:41発   
酒田駅を出て右に90度、北東方向に向かってしばらく進みます。


本楯      レ
日向川を渡り、少し左に向きを変えると南鳥海駅に着く。

   
南鳥海     レ
南鳥海駅から北上していきます。
右手に鳥海山が見えてくるはずですが…。


遊佐     14:51着 14:51発   
 鳥海山は、山形県と秋田県にまたがる標高2,236mの活火山で、山頂に雪が積もった姿が富士山に似ているため、出羽富士とも呼ばれていますが、山形県では庄内富士と秋田県では秋田富士とも呼ばれているます。
2009年(平成21年)に国史跡に指定されています。これは、2013年(平成25年)に世界文化遺産に登録された「富士山」が、国史跡に指定されのが2011年(平成23年)ですから、それに先立つ日本最初の指定でした。但し、富士山は1952年(昭和27年)に特別名勝に指定されています。
 なお、現在国史跡に指定されている山は、2013年(平成25年)に指定された太宰府市と筑紫野市にまたがる「宝満山」とあわせ三山だけです。
今回も鳥海山は見えません。


車内のポスターで我慢です。


吹浦      レ
 吹浦からは単線となり、トンネルをくぐり十六羅漢という岩の端を回り、また笹川流れのような海岸に沿って進みます。




女鹿      レ
日本海岸の県境の場合、富山県と新潟県の境の親不知、新潟県と山形県の境の笹川流、そして山形県と秋田県の境が有耶無耶の関。秋田県に入り、海に近づいたり離れたりしながら小砂川駅に着きます。




小砂川     レ


上浜      レ
象潟     15:11着 15:11発   
金浦      レ
仁賀保    15:20着 15:20発   
 仁賀保駅といえば右手に連なるTDKの工場。
 TDK(創業当時の社名は東京電気化学工業株式会社)は、1935年(昭和10年)に秋田県由利郡平澤町(現にかほ市)の齋藤憲三によって創立された会社です。にかほ市には創業当時から多くの生産拠点があり、拠点となっています。
 仁賀保駅もTDKの子会社「TDKサービス」が受託している簡易委託駅で、出札業務の他、駅舎には出札窓口のほか、「TDKサービス」の旅行センターがあります。




 風は弱まってきたようですが、海はまだ荒れています。


西目      レ
ここから再び複線になり、右手に由利高原鉄道の薬師堂駅が見えてくると、合流し羽後本荘駅に着きます。




羽後本荘   15:31着 15:31発   
 6分遅れて発車した列車は、すぐに子吉川を渡ります。
 この先、羽後亀田駅を出るまで内陸部を進みます。


羽後岩谷    レ
折渡      レ
羽後亀田    レ
岩城みなと   レ 
道川      レ
自動車もライトをつけるようになってきたので、車窓もこの辺まで。


下浜      レ
桂根      レ   
新屋      レ
 雄物川を渡るともう間もなく。


羽後牛島    レ


秋田     16:04着 
 6分の遅れが回復しないまま秋田駅に到着です。


秋田と言えば…。
 「なまはげ」。かなり上位にランキングされることが多いですね。


2018年(平成30年)11月29日、「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして、
ユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定したばかりでした。


 「竿燈」。東北三大祭りの一つですが、あまり上位にランキングされることはないようです。


 「秋田犬」。最近人気上昇中です。


 夜はお休みするようです。


駅スタンプの絵柄は、「竿燈」「秋田蕗」「こまち」。


「リゾートしらかみ」バージョンもありました。


 今日のお泊まりは、駅前のここです。
 「ホテルアルファーワン」は東北地方から九州地方にかけての日本海側の地方都市を中心に出店しているビジネスホテルチェーンです。


豪華マッサージチェアー付です。


部屋の窓からは、秋田市中心市街地のJR秋田駅西口・広小路・エリアなかいちの3ヶ所で、2018年(平成30年)11月24日から2019年(平成31年)2月28日まで開催されている、「あきた光のファンタジー2018-2019」のイルミネーションが見えます。  


 今日の夕食。
秋田駅、関根屋の駅弁です。
 「あわび五能線弁当」




 「あきたこまち弁当」




 「鰰すめし」




秋田に来たら、JR秋田支社と田沢湖ビールが連携した「こまちビール」。


 ラベルは、E6系のスピード感を、金色のラインで表現したそうです。秋田新幹線車内や秋田県内主要駅の売店など販売箇所は限られています。


 つづく。

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