坂町駅は、強風の影響で11時34分発に普通新潟行が85分遅れているため、羽越本線で新潟方面に向かう乗客で、待合室や改札前は一杯でした。
幸いなことに、私たちが乗る13時11分発特急いなほ5号秋田行は、遅れても1~2分と言うことで一安心です。
しかし、この先の遅れなども考え、当初予定していた羽後本庄で下車し、由利高原鉄道線に乗るのはやめて、秋田駅に直行することにしました。
そのため、まず指定券の乗車変更をしました。
今回は、「いなほ」のグリーン車に乗ってみたかったので奮発しています。
乗車券部分は「大人の休日倶楽部パス」OKなので、特急券・グリーン券の負担だけで済みます。
窓口が混んでいたので、20分以上待ちました。
待っている間に、駅スタンプを押しました。
年季の入っているスタンプでした。
絵柄は「峡の渡しと平林城物語」。「平林城」は分かるものの、「峡の渡し」や絵柄との関係が今一、よく分からないスタンプです。これほど、絵柄についての説明がどこかにあれば良いと思ったスタンプはありません。
坂町駅は、かつて機関区や保線区、車掌支区句などが置かれた鉄道の要衝でもありました。
2008年(平成20年)4月1日、当時の村上市、神林村、朝日村、山北町と合併し、新たに村上市となるまでは荒川町でした。
駅横の公園には、D51蒸気機関車の動輪が置かれています。
坂町機関区は、羽越本線の貨物列車用D51形蒸気機関車の基地だったそうです。なお、坂町機関区で最後を迎えたD51 735号機は、駅から15分程の所にある村上市荒川総合体育館に静態保存されているそうです。国鉄OBを中心にした保存会で整備し、屋根付き格納庫で保存し、毎年「文化の日」近辺に開かれる「荒川地区文化祭」の時だけ公開しているため保存状態は大変良いそうです。
機関区跡には給水塔と草で隠れて見えませんが転車台が残っています。
転車台は、毎年3月下旬に数日だけ新津駅・村上駅間で運転される「快速 SL村上ひな街道号」牽引の蒸気機関車の方向転換に使われているそうです。
なお、給水塔は使われておらず、給水は地元消防団の協力で消火栓に接続て行っているそうです。
大幅に遅れていた普通新潟行が先に到着しました。
こちらは定刻の到着です。
羽越本線下り 特急いなほ5号 秋田行
JR東日本の新潟車両センターに所属するE653系電車。かつて常磐線の特急「ひたち」に使用されていた車両を、「いなほ」用に改造した1000番台、7両編成です。
JRの案内によると、カラーは日本海に沈む夕日に輝く波とあかね空をゆるやかな曲線で表現。2017年(平成29年)よりエクステリアデザインを瑠璃色、ハマナス色に変更してイメージを一新した編成も各一編成走行しているとのことですます。
グリーン車は、2列+1列の座席配置と、1820mmという広いシートピッチと前後の腰掛間を仕切ることでプライベート感を重視しているとのことです。
と言うわけで、今回はグリーン車に乗ることにしたのです。
始発 新潟12:32
この先秋田駅までの車窓は、「本州一周普通列車の旅11~6日目(完)直江津駅から野辺地駅まで」もご覧下さい。
坂町 13:10着 13:11発
駅を出ると右に米坂線が分かれていき、荒川を渡ります。
ここで、昼食タイム。
米沢駅で購入した、松川弁当店の「山形のおもてなし弁当」。
松川弁当店の「東北祭り弁当」。
そして「エチゴビール」、おつまみ付きです。
平林 レ
岩船町 レ
村上 13:18着 13:19発
平野の中を進んできましたが、強風の影響か3分程遅れています。
駅を出た列車は三面川を渡り、小さいトンネルをくぐると岩ヶ崎の海岸に出ます。
間島 レ
沖に粟島が霞んで見えます。縄文時代の遺跡が発見されていることから、既にその時代には人が住んでいたと想定されている島です。
越後早川 レ
越後早川駅からしばらくいくと上り線と分かれて「馬下」の海岸を通ります。馬下というのは、陸奥へ向かった源義経が、ここで乗馬のまま通行することができなくなり、小船で海伝いに進んだことからつけられた地名だそうです。
桑川 レ
桑川駅の南の鳥越山から越後寒川駅付近まで約11kmが、笹川流の景勝地になります。
今川 レ
越後寒川駅まで美しい海岸線が続く。
越後寒川 レ
勝木駅までは複線せすが、国道345号沿いに走ってトンネルをーつくぐると、上り線はまっすぐ新勝木トンネルに入り、下り線は5つのトンネルを通って勝木駅に着きます。
日本最大の民間医療グループの病院が目に入ってきます。
勝木 レ
勝木駅から小さいトンネルをーつくぐり、国道7号と合流、大崎山トンネルとほかに短いトンネル2つと、ほとんどトンネル区間を抜けると府屋駅に着きます。
府屋 13:48着 13:49発
5分程遅れて到着しました。
ここからまた複線になり、黒崎トンネルから、下り線は2つ、上り線はーつトンネルをくぐると山形県に入り、鼠ヶ関に着く。
鼠ヶ関 レ
東北を区切る三関の一つ「念珠関跡」は、鼠ヶ関トンネルに入るところの海側にあるそうですが、いつ通ってもわかりませっm。トンネルを出て海辺にある「道の駅 あつみ」を見て、小さいトンネル4つで小岩川駅に着きます。
小岩川 レ
海を見る限りまだまだ風が強いようです。
あつみ温泉 14:00着 14:01発
「温海」と書くとわかりにくいというので仮名にし、ついでに温泉をつけ加えたという駅名。5分の遅れが回復しないままの到着です。
五十川 レ
小波渡 レ
鯵ヶ崎の2つのトンネルを出ると海から離れて、三瀬駅に着きます。
三瀬 レ
羽前水沢 レ
羽前大山 レ
鶴岡 14:20着 14:21発
遅れもしなけれ、回復もしないまま到着。
藤島 レ
西袋 レ
間もなく余目駅に着くという時、左手に天守が見えます。
確かに「余目城」は存在しましたが、現存していません。
余目 14:31着 14:31発
ここでおやつタイム。
特急いなほには、専用の車内販売メニューがあると言うことで、ちょっと楽しみにしていました。
東北新幹線の車内販売ではお目に掛からない「雪国ドーナツ」と、「柚子とはちみつのパウンドケーキ」。
「雪国ドーナツ」は、車内広告も出ています。
北余目 レ
砂越 レ
東酒田 レ
酒田 14:39着 14:41発
7分遅れで到着しましたが、1分停車で14時47分に発車しました。
終着秋田駅まであと1時間半程です。
つづく。
幸いなことに、私たちが乗る13時11分発特急いなほ5号秋田行は、遅れても1~2分と言うことで一安心です。
しかし、この先の遅れなども考え、当初予定していた羽後本庄で下車し、由利高原鉄道線に乗るのはやめて、秋田駅に直行することにしました。
そのため、まず指定券の乗車変更をしました。
今回は、「いなほ」のグリーン車に乗ってみたかったので奮発しています。
乗車券部分は「大人の休日倶楽部パス」OKなので、特急券・グリーン券の負担だけで済みます。
窓口が混んでいたので、20分以上待ちました。
待っている間に、駅スタンプを押しました。
年季の入っているスタンプでした。
絵柄は「峡の渡しと平林城物語」。「平林城」は分かるものの、「峡の渡し」や絵柄との関係が今一、よく分からないスタンプです。これほど、絵柄についての説明がどこかにあれば良いと思ったスタンプはありません。
坂町駅は、かつて機関区や保線区、車掌支区句などが置かれた鉄道の要衝でもありました。
2008年(平成20年)4月1日、当時の村上市、神林村、朝日村、山北町と合併し、新たに村上市となるまでは荒川町でした。
駅横の公園には、D51蒸気機関車の動輪が置かれています。
坂町機関区は、羽越本線の貨物列車用D51形蒸気機関車の基地だったそうです。なお、坂町機関区で最後を迎えたD51 735号機は、駅から15分程の所にある村上市荒川総合体育館に静態保存されているそうです。国鉄OBを中心にした保存会で整備し、屋根付き格納庫で保存し、毎年「文化の日」近辺に開かれる「荒川地区文化祭」の時だけ公開しているため保存状態は大変良いそうです。
機関区跡には給水塔と草で隠れて見えませんが転車台が残っています。
転車台は、毎年3月下旬に数日だけ新津駅・村上駅間で運転される「快速 SL村上ひな街道号」牽引の蒸気機関車の方向転換に使われているそうです。
なお、給水塔は使われておらず、給水は地元消防団の協力で消火栓に接続て行っているそうです。
大幅に遅れていた普通新潟行が先に到着しました。
こちらは定刻の到着です。
羽越本線下り 特急いなほ5号 秋田行
JR東日本の新潟車両センターに所属するE653系電車。かつて常磐線の特急「ひたち」に使用されていた車両を、「いなほ」用に改造した1000番台、7両編成です。
JRの案内によると、カラーは日本海に沈む夕日に輝く波とあかね空をゆるやかな曲線で表現。2017年(平成29年)よりエクステリアデザインを瑠璃色、ハマナス色に変更してイメージを一新した編成も各一編成走行しているとのことですます。
グリーン車は、2列+1列の座席配置と、1820mmという広いシートピッチと前後の腰掛間を仕切ることでプライベート感を重視しているとのことです。
と言うわけで、今回はグリーン車に乗ることにしたのです。
始発 新潟12:32
この先秋田駅までの車窓は、「本州一周普通列車の旅11~6日目(完)直江津駅から野辺地駅まで」もご覧下さい。
坂町 13:10着 13:11発
駅を出ると右に米坂線が分かれていき、荒川を渡ります。
ここで、昼食タイム。
米沢駅で購入した、松川弁当店の「山形のおもてなし弁当」。
松川弁当店の「東北祭り弁当」。
そして「エチゴビール」、おつまみ付きです。
平林 レ
岩船町 レ
村上 13:18着 13:19発
平野の中を進んできましたが、強風の影響か3分程遅れています。
駅を出た列車は三面川を渡り、小さいトンネルをくぐると岩ヶ崎の海岸に出ます。
間島 レ
沖に粟島が霞んで見えます。縄文時代の遺跡が発見されていることから、既にその時代には人が住んでいたと想定されている島です。
越後早川 レ
越後早川駅からしばらくいくと上り線と分かれて「馬下」の海岸を通ります。馬下というのは、陸奥へ向かった源義経が、ここで乗馬のまま通行することができなくなり、小船で海伝いに進んだことからつけられた地名だそうです。
桑川 レ
桑川駅の南の鳥越山から越後寒川駅付近まで約11kmが、笹川流の景勝地になります。
今川 レ
越後寒川駅まで美しい海岸線が続く。
越後寒川 レ
勝木駅までは複線せすが、国道345号沿いに走ってトンネルをーつくぐると、上り線はまっすぐ新勝木トンネルに入り、下り線は5つのトンネルを通って勝木駅に着きます。
日本最大の民間医療グループの病院が目に入ってきます。
勝木 レ
勝木駅から小さいトンネルをーつくぐり、国道7号と合流、大崎山トンネルとほかに短いトンネル2つと、ほとんどトンネル区間を抜けると府屋駅に着きます。
府屋 13:48着 13:49発
5分程遅れて到着しました。
ここからまた複線になり、黒崎トンネルから、下り線は2つ、上り線はーつトンネルをくぐると山形県に入り、鼠ヶ関に着く。
鼠ヶ関 レ
東北を区切る三関の一つ「念珠関跡」は、鼠ヶ関トンネルに入るところの海側にあるそうですが、いつ通ってもわかりませっm。トンネルを出て海辺にある「道の駅 あつみ」を見て、小さいトンネル4つで小岩川駅に着きます。
小岩川 レ
海を見る限りまだまだ風が強いようです。
あつみ温泉 14:00着 14:01発
「温海」と書くとわかりにくいというので仮名にし、ついでに温泉をつけ加えたという駅名。5分の遅れが回復しないままの到着です。
五十川 レ
小波渡 レ
鯵ヶ崎の2つのトンネルを出ると海から離れて、三瀬駅に着きます。
三瀬 レ
羽前水沢 レ
羽前大山 レ
鶴岡 14:20着 14:21発
遅れもしなけれ、回復もしないまま到着。
藤島 レ
西袋 レ
間もなく余目駅に着くという時、左手に天守が見えます。
確かに「余目城」は存在しましたが、現存していません。
余目 14:31着 14:31発
ここでおやつタイム。
特急いなほには、専用の車内販売メニューがあると言うことで、ちょっと楽しみにしていました。
東北新幹線の車内販売ではお目に掛からない「雪国ドーナツ」と、「柚子とはちみつのパウンドケーキ」。
「雪国ドーナツ」は、車内広告も出ています。
北余目 レ
砂越 レ
東酒田 レ
酒田 14:39着 14:41発
7分遅れで到着しましたが、1分停車で14時47分に発車しました。
終着秋田駅まであと1時間半程です。
つづく。
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