旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション69 「神戸の和牛ちらし」(新神戸駅)

2022-01-17 12:58:12 | 駅弁コレクション
【神戸の和牛ちらし】(新神戸駅)
                           2022.1.17投稿

2007年(平成19年)11月24日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                       [製造元](株)淡路屋

 掛紙(スリーブ)は白地に金をちりばめ、黒文字が目立つものです。
 赤い塗り物風の容器と並べるとちょっとした高級感があります。


 椎茸煮、にんじん煮が混ぜ込んであるちらし寿司の上に、黒毛和牛のローストビーフ、牛肉のそぼろ煮、玉ネギの甘酢漬、キヌサヤ、錦糸玉子が載っています。


 牛肉やローストビーを使った駅弁がたくさんありますが、『和牛ちらし』というちょっと変り種な感じで購入しました。
 好みは分かれるところだと思います。

 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。


コメントを投稿