旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁27 「新宿弁当」

2018-02-22 10:34:41 | 旅のコレクション
【新宿弁当】(新宿駅)
 [製造元](株)丸政 平成30年1月20日 東京駅「駅弁屋 祭」で購入 価格1,200円








 白飯の上にごまと甲州小梅。そして、佐久の安養寺味噌を使った鮭の味噌焼きがのっています。
 おかずは、信州りんごだれを使用の炭火牛焼肉、野沢菜炒め、内藤唐辛子で味付けした原木採り椎茸煮、甲州名物ソースかつ、里芋と人参と蓮根の甲州煮、蒲鉾、八ヶ岳高原玉子焼、デザートとして巨峰寒天餅が添えられています。
 鮭の味噌焼きは一見すると西京焼き風ですが、信州味噌の原点の安養寺味噌ですから辛口です。
 内藤唐辛子で味付けした原木採り椎茸煮は、噛みしめるほどにピリッとした辛みが伝わってきます。


 かつて新宿駅では「新宿弁當」が、(株)日本レストランエンタプライズや(株)NRE大増から販売されていましたが、この「新宿弁当」はそれとは全くの別物です。
 なぜ「新宿弁当」なのか、栞を読んでから食べないと、「総体的、何がメインなのか?
よく分からない弁当でした。新宿弁当といいながら、内藤とうがらししか新宿っぽさがないのが寂しい。これ甲州弁当ではないのかな?しかも1200円は高価。」というコメントを残す方もいます。
 掛紙は、蒸気機関車が新宿の停車場から中央本線に向けて出発してゆくところをイメージしたものです。
 新宿駅は中央本線のターミナル駅。栞とお品書きからも分かるとおり、中央本線が通る山梨県と長野県等沿線の美味しいものを揃えた駅弁です。
 製造も信州小淵沢の駅弁屋さん「丸政」。新宿駅限定の駅弁として2017年(平成29年)10月から販売が開始されたものです。

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