【すずらん番屋めし】(深川駅)
2022.7.14投稿
2015年(平成27年)9月19日 深川駅で購入 価格755円
[製造元](株)高橋商事
汽車に山並み、漁の風景を描いた掛紙が木目調八角形のスチロール容器に紐掛けされています。
容器の半分を大根の味噌漬けが添えられた山菜炊き込み御飯が占めています。
おかずは左の仕切りに鰊の甘露煮と数の子が入っています。右の仕切りには煮物(蕗・アスパラガス・人参・蒟蒻・凍み豆腐・竹の子)、玉子焼き、蒲鉾です。
NHKの連続テレビ小説「すずらん」の人気から、留萌本線で観光列車「SLすずらん号」が運行されることになり、それを記念し2001年(平成13年)に期間限定の駅弁として登場した駅弁です。
運行終了後も、土・日・祭日のみの数量限定で販売されていました。
ニシンやカズノコが入っているにもかかわらず、格安感のある駅弁でした。
JR北海道の車内誌『THE JR Hokkaido』NO.238に、次のように紹介されています。
『留萌本線・夕張支線そして小幌駅』の旅で深川駅で購入しました。
この駅弁は、製造元が駅弁事業から撤退したため終売となっています。
製造元の高橋商事は、現在も深川名物『ウロコダンゴ』の製造・販売を手がけている会社で、昭和から平成に掛けて駅弁を販売していましたが、2016年(平成28年)8月をもって駅弁事業から撤退しています。
『ウロコダンゴ』に関しては次のような逸話があります。
『ウロコダンゴ』は深川と留萌を結ぶ1910年(明治43年)に開通した留萌本線、石炭とニシンを運ぶ貨物でにぎわいをみせていたここ深川駅で生まれました。
当初は初代社長の郷里、新潟銘菓の「椿餅」にあやかり「椿団子」の名前で売り出しましたが、当時の深川駅長のお名前も椿さん。自分の名前に団子をつけて売られるのも、どうにかならないかと要望があり、貨車に張り付いていたニシンのウロコの形がダンゴの形に似ていたことから「ウロコダンゴ」となったそうです。
『ウロコダンゴ』は深川と留萌を結ぶ1910年(明治43年)に開通した留萌本線、石炭とニシンを運ぶ貨物でにぎわいをみせていたここ深川駅で生まれました。
当初は初代社長の郷里、新潟銘菓の「椿餅」にあやかり「椿団子」の名前で売り出しましたが、当時の深川駅長のお名前も椿さん。自分の名前に団子をつけて売られるのも、どうにかならないかと要望があり、貨車に張り付いていたニシンのウロコの形がダンゴの形に似ていたことから「ウロコダンゴ」となったそうです。
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