旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~1970年代の駅弁掛紙6 「御弁当」(広島駅)

2019-08-29 10:16:07 | 旅のコレクション
 物置代わりにしていた古い家を解体するために物を整理していたら、1970年代半ば過ぎ、学生時代に購入した駅弁の「掛紙」が二十数種類出てきました。
 当時は駅弁の写真を撮ってもいないので、駅弁そのものの内容はほとんど思い出せませんが、掛紙を見ていると何故そこで駅弁を買ったのかという記憶が蘇ってきました。

 「御弁当」は、広島駅で現在も駅弁の製造・販売している広島駅弁当の駅弁です。 
 1976年(昭和51年)7月1日という日付から、夏休みの帰省で東海道新幹線車内販売で購入したものと思われます。
 前年の1975(昭和50年)3月10日の山陽新幹線岡山駅・博多駅間延伸に合わせ、その前年の1974(昭和49年)から、東海道新幹線開業以来ビュフェしかなかった新幹線で食堂車の営業が始まりました。
 一番安いのがサンドウィッチで450円、次が特製カレーの500円。定食になると1,000円以上と、当時の学生には高嶺の花でした。
 そこで、駅弁ということになるのですが、所謂幕の内弁当がまだ主流の時代です。


 この日はダイヤ改正が行われた日で、東海道新幹線はそれまでの「ひかり」「こだま」の設定枠が毎時4本ずつから5本ずつとなり、東京駅発広島行「ひかり」が毎時16分にパターン化されました。
 掛紙のはそれをお祝いするシールが貼られていました。
 現在この「御弁当」は、販売されていません。

晴耕雨読日記 2019年(令和元年)8月28日 水曜日 雷鳴

2019-08-29 05:25:29 | 晴耕雨読日記
 九州北部を中心にした、記録的大雨となった映像を見て、被害が大きくならなければと思っていました。
 今後、北日本にかけて大雨の範囲が広がるとの予想です。
 午後には雨は降り始め、夕方には比較的近いところで雷鳴が轟き始めました。


旅のコレクション~1970年代の駅弁掛紙5 「信州風味 山菜釜めし」(塩尻駅)

2019-08-28 13:13:46 | 旅のコレクション
 物置代わりにしていた古い家を解体するために物を整理していたら、1970年代半ば過ぎ、学生時代に購入した駅弁の「掛紙」が二十数種類出てきました。
 当時は駅弁の写真を撮ってもいないので、駅弁そのものの内容はほとんど思い出せませんが、掛紙を見ていると何故そこで駅弁を買ったのかという記憶が蘇ってきました。

 「信州風味 山菜釜めし」は、塩尻駅で現在も駅弁の製造・販売しているカワカミ弁当部の駅弁です。 
 1976年(昭和51年)6月7日という日付から、休日に中央本線沿線に日帰りで出かけた帰りに車内販売で購入したものと思われますが、休日に車内販売のある特急列車で出かけた記憶が無く、珍しく購入経緯が全く分からない駅弁の一つです。


 1890年(明治23年)創業の老舗「カワカミ」と同様、「信州風味 山菜釜めし」も健在で、掛紙のデザインなどは変わりましたが、陶器の釜飯容器を使っての販売が今でも続いています。
 なお、カワカミの駅弁と言えば、酢飯に岩魚と板昆布を載せ押した「岩魚ずし」。残念ながら2019年(令和元年)8月、販売を終了したとのことです。
 もう一つは「ワインランチ」。ワインのミニボトルを入れた駅弁は、東海道本線神戸駅と中央本線大月駅にもありますが、こちらが元祖。海老フライ・生野菜サラダ・鶏唐揚・サンドイッチ・ゼリー、そして何故か細巻き寿司。こちらは現在でも、3個以上3日前までの予約で購入できるとか。

晴耕雨読日記 2019年(令和元年)8月27日 火曜日 「男はつらいよ」

2019-08-27 17:48:40 | 晴耕雨読日記
  「男はつらいよ」と言っても、私のことではありません。
 1969年(昭和44年)の今日、8月27日。全48作にもなった渥美清さん主演の映画『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開された日です。
 今日も昨日よりは多少暑くなったとは言え、過ごしやすい一日で、つらくはありませんでした。


 でも、刺激のない平凡な生活にも少々あきてきました。
 寅さんみたいに、足の向くまま気の向くまま、全国を旅して歩いたら最高ですね!

旅のコレクション~1970年代の駅弁掛紙4 「特製とりめし」(宇都宮駅)

2019-08-27 15:16:49 | 旅のコレクション
 物置代わりにしていた古い家を解体するために物を整理していたら、1970年代半ば過ぎ、学生時代に購入した駅弁の「掛紙」が二十数種類出てきました。
 当時は駅弁そのものの写真を撮ってもいないので、駅弁そのものの内容はほとんど思い出せませんが、掛紙を見ていると何故そこで駅弁を買ったのかという記憶が蘇ってきました。

 「特製とりめし」は、宇都宮駅で現在も駅弁の製造・販売している松廼家の駅弁です。 前日の1976年(昭和51年)3月9日は友人と二人「日光大谷川YH」に宿泊し、翌3月10日は田端の友人のアパートに一泊するため、東京に向かう途中で途中購入したものと思われます。

 「特製とりめし」は、現在販売されていません。

 日本最古の駅弁については諸説ありますが、「駅弁記念日」の7月16日は、日本初の駅弁が1885年(明治18年)7月16日に宇都宮駅で発売されたことに由来します。
 駅弁が庶民のものになったのは、「もはや戦後ではない」といわれ旅行ブームなった1960年頃といわれ、駅弁といえば「普通弁当」と言われる幕の内弁当が大半を占めていたのが、この頃から多くの飯釜飯や鶏めしなど「特殊弁当」と言われるものが誕生します。
 毎年1月に東京・新宿の京王百貨店ので開催される「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」も、1966年(昭和41年)から始まっています。