Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

塗装→組みつけです。

2012-04-24 23:15:43 | インポート

さて、タホエンジン続きです。

前回マスキングまで書きましたね。

今回は塗装からです。

まずはマニホールドです。

この後明るい色に塗りますのでまずはサーフェイサーにて下塗りです。

当たり前ですが一応書いておきます。燃焼室側もちゃんとマスキングしてあります。

ラッカー塗装ではなく二液のウレタン塗装ですので、ブレーキクリーナーやガソリン、オイルが付いても比較的長持ちします。

続いて今回の色にて塗装です。

デコボコが多いので順序良く吹いていかないと塗装をたらしてしまいますので要注意です。(まあ外装部品じゃないので多少は大目に見てもらいたいですが、、、)

ヘッドも塗っていきます。

まあ艶もこんなもんでしょう

 

塗装の乾き待ちの間にブロック側も準備します。

今回エンジンは降ろしませんし腰下は手を入れませんので掃除します。

この車両はひどいオイル食いはないのですがそれでもピストンにはカーボンカスが堆積しています。

ピストンヘッドもきれいにしていきます。

左が掃除済みのピストン、右が掃除前です。

 

以前書きましたが、アメ車のエンジンのヘッドボルトはエンジンブロックのウォータージャケットに貫通しています。

ですからヘッドボルトにシーラーが塗ってあります。

ばらして再び組む場合はこれらの古いシーラーをすべて綺麗に取り、新たにシーリングしてやらなくてはなりません。

左 掃除済み     右 シール剤が残ってるの分かりますよね??

また、ネジにはオスとメスがありますのでメス側(エンジンブロック側)も掃除します。

スレッドクリーナー(タップよりネジ山がゆるく、縦に溝が切ってありねじ山のかすを取り除けます)にてすべてのねじ山を掃除します。

ヘッドボルトは沢山のネジをトルクレンチで均一に締めていきますのでねじ山が汚れていては正確な締め付けが出来ません。

ですのでここも慎重にです!!

 

ブロック後ろ側のオイルプレッシャースイッチあたりもオイルにじみがありますので外して掃除、新しいシールで組み付けます。

こんなところもかっちりと、、、、、、

時間がかかるのご理解ください

勿論スイッチ自体も掃除、、、、、気持ちいいですねぇ、、、、、どうせ見えない所ですが、、、、、、

そしていよいよヘッド載せます。

エンジンブロックも塗りたかったなぁ、、、、とも思いますがお金がかかりすぎちゃいますので我慢します。

 

どろどろのバルブカバー、、、、、、どうしてやりましょうか???

ヘッド、インマニを組んで色のバランスを考えましょうかね!

艶ありの黒か!それとも赤か!!それとも、、、、、、、、

 

        考えてるときが楽しいです。

次回予告

ヘッドボルト締め付けです!