オーバーヒート、ヒーターコア交換のブロアムです。
先日書きましたがヒーターコアの入り口出口の形状が違いますのでやりかえます。
ワンタッチジョイントのものから通常の物への変更ですので普通のヒーターホースと角度のついたジョイントで取り回します。
ホースが変形してつぶれないよう、2種類のものを組み合わせて取り回します。
クーラントを入れて確認、ここはもれも無くオッケーです。
そのほかバイパスホース、ラジエターホースも漏れが無いか確認です。
この車はヒーターコアよりクーラント漏れ→軽いオーバーヒートをしていますのでそのときに出来たのでしょうか、若干の水漏れの形跡があります。
今は漏れていないようですが、次に漏れ始めたときわかり易いよう掃除しておきます。
このあたりのホースも徐々に交換していきたいですね。
エンジンオイルも交換です。
私のイチオシ、「WAKO'S スーパーフォアビークル」も入れさせていただきます。
続いてATFの交換です。
エンジンオイルやデフオイルが潤滑を受け持つのに対して、ATFは「潤滑」と「クラッチの圧着」と、2種類の違うことを受け持ちます。
一部の国産車等では無交換をうたっていますが、私は定期的交換が必要と思います。
オートマフルード(ATF)はラジエターについているオイルクーラーで冷やす(適正温度を維持)のですが、オーバーヒートした車の場合わざわざ沸騰しているオイルクーラーにATFを送り込むことになります。
ATFは熱に弱いですからヒートしかけた場合交換するのがベターだと思います。
上記の理由で今回も交換させていただくのですがもうひとつ注意しなくてはいけないことがあります。
この車両のように20年くらい前の車になりますと、中にクラッチカスなどが結構溜まっています。
ATFには洗浄成分が入っていますのでレベルゲージからの上抜きだけですと、新しいフルードが内部の汚れを洗い流し、すぐにオイルパンの中にあるフィルターを詰まらせてしまいます。
ですから上抜きで多少綺麗にしてから、オイルパンをはぐり、フィルターを交換が理想的だと思います。
コストはかかりますが、壊してしまうと30万位はかかってしまうATです。
しばらく交換してない方は考えてみてくださいね。
抜いたフルードはもちろん真っ黒!
中のマグネットにはカスがびっとりでした。
オイルパン、ボルトを洗って新品のフィルターで組み付けます。
ジャッキアップのついでにフロントエンドのグリスアップもしておきます。
オーナーさんはまだまだ乗る気満々ですのでお手伝いできれば、、、、、、と思います。
中も組み終わり、明日は試運転です。
次もキャデです。
でかいです。
作業も溜まってきてる上に決算で、、、、、、、、
もうさすがに眠いので休みます。
お待たせしてます方々、、、、いつものことですが「すいません」
無休でがんばってますのでお許しを!!