S氏所有のサバーバン、エンジン続きです。
いよいよクランクシャフトを取り出します。
クランクメタルもすべてスタンダードサイズ、アタリも良くジャーナルもきれいな状態です。
こちらも安心なレベルです。
最後にカムシャフトを抜き取ります。
前から長ーいの抜けてきます。
こちらもいい状態!!やはりオイル管理は良かったエンジンだと思います。
エンジンからすべての部品を取り外しましたので外に連れ出します。
水冷エンジンは文字通りエンジンを水(クーラント)で冷やしています。
先日エンジン内部(ウォータージャケット)の錆の画像載せましたが、そこをきれいに洗い流します。
いい色の錆水が出てきます。
錆の色が出なくなるまで洗い流します。
茶色い色はしていますが堆積していた汚れは取れました。
エンジンのシリンダー等錆が出ないよう念入りにエアブローして防錆スプレーを吹いておきます。
エンジンオーバーホールは折り返し地点まで来ました。
これで各部測定&組み立てをしていきます。
ここでエンジンの話を少し、、、、
シボレーのエンジンは前側にスフィックスコード
後にキャスティングナンバーが打ってあり、そのエンジンの素性を調べることが出来ます。
たとえばこのエンジンブロックの「10243880」という番号では
1996年~2000年のボーテックエンジン、1ピースリアメインシール、ジェネレーションⅠ クレートモーター、ローラーカム、5.7L
もしくは
ZZ4エンジン
ということが分かります。
エンジンブロックのキャステイングナンバーは下3桁が他とかぶることがないため10243880の下3桁を取って880ブロックともいいます。
ネットでもかんたんに調べることが出来ますので自分のエンジンはオリジナルか?と興味のおありの方は調べてみるのも面白いかもしれませんね。
エンジンはここまでで本日納車のbB手をつけます。
車庫証明待ちで納車整備は終わっていますがヘッドライトが黄ばんでますので磨きます。
元はこうでしたが
分かりにくいかなぁ、、、、、ピカピカです。
大事にしてもらってくださいね!!!!
お知らせです。
私もたった一人の弟子がいるのですが9月22日に結婚することになりました。
結婚式に参加してきますので22日、23日はお休みさせていただきます。(遠方につき日帰りは厳しいモンで、、、、、)
24日からは通常営業いたしますのでよろしくお願いいたします。