Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

ウィッシュ 車検です。

2016-03-11 10:03:15 | 日記
サバーバンにお乗りのK氏、奥様車のウィッシュ、車検で入庫いただきます。



K氏奥様は弟さんがネ○ツのディーラーメカニックさんですので普段はそちらでメンテナンスされていますが、今回車検は当方でやらせて頂くこととなりました。

弟さんからの申し送りでウォーターポンプから水漏れしていると事前に聞いていましたのでまずは確認します。



はい、漏れていますね。

事前に情報をいただいていましたので部品調達済みですので交換させていただきます。

ウォーターポンプ自体は簡単に外せますが、抜き取るのが大変です。

そのままではあちこちに引っかかって抜けてきませんので、クーラーコンプレッサーを外してずらし、抜き取るルートを確保して抜き取ります。



新しいポンプを組み込んで、コンプレッサーも元戻しします。


次に車を持ち上げたときに勘違いしないよう漏れたクーラントの掃除はきちんとやっておきます。



クーラントをラジエターのドレーンコックから抜いていますのでコックのOリングは交換しておきます。



このエンジンはクーラント抜き換えのときエア抜きに手順があります。

サービスマニュアル通りの手順で何度もエア抜きをしていきます。

冷却水通路のエアが抜けるとクーラントの水位が安定し、ヒーターがきちんと機能するようになりますのでその状態になるまで何度もエア抜きを繰り返します。



これでもまだ多少のエアはかんでいますので後日もう一度確認いただくようご主人にお願いしておきました。


ブレーキの方はリアはパッドが減っていますので交換させていただきます。

パーキングブレーキは残量も十分、調整もバッチリですので元戻しです。



フロントブレーキは十分ですので掃除して組み付けます。



スパークプラグも交換済みですね、焼け色もいい感じですのでねじ山、電極掃除して元戻しです。



ウォーターポンプ外したついでにベルトも交換させていただき車検終了です。

最後にクーラントのエア抜きの際こぼれてしまったクーラントをしっかり洗い流し、エンジンカバーをコーティングして完全終了です。



入庫時はこれです。




今回も痛感しましたが普段点検なり、確認整備なりされてきている車は状態がいいです。

クーラントの色、オイルの量、色、タイヤの空気圧などなど、どこをとってもスキがありません。

日ごろ弟さんが気にかけているおかげでしょう。(余談ですが弟さんは地元ネ○ツのTVCMや雑誌広告に出演されています。)

まだまだ元気に走るでしょう!!

K夫妻、たかちん、有難うございました。

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