Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

エクスプレスです。

2018-02-21 10:41:02 | 日記
T氏所有のエクスプレス、車検をやらせていただきます。



こちらのエクスプレスは他店にて購入後、初めての車検になります。

オーナーのご要望としては先日よりキーレス、集中ドアロックが使えなくなったとの事で、それも併せてみてほしいとの事でした。

ドアについているドアロックスイッチを押すとリレーの音がします。

今回は社外品のキーレスがついていますのでそこから疑うようにします。


キーレスのレシーバーユニットを確認しようと思うとひどいことになっています。



エクスプレスはアストロ同様運転席、助手席の間にエンジンカバーがありそこをはずしてエンジンの整備をします。

このキーレスを付けた人はそのカバーに配線を挟んでエンジンルームから電源を取っていました。

これでは配線がショートしてもおかしくありません。

かなり焦げています。



オーナーのT氏はキーレスはドアロックだけの機能でいいとおっしゃっていましたのでこの社外キーレスは全撤去、焦げた配線は補修して純正タイプのキーレストランスミッターで動かすこととしました。

95年以降くらいのC1500シリーズはもともと純正キーレスがついているものが多く(すべてではありませんのでご注意を!)

それがついている場合は純正リプロダクションのキーレス送信機を手に入れて、設定をするだけで使えるようになります。

セキュリティーは必要ないけどキーレスは欲しいという方はお勧めです。


そのほか納車整備はしっかりとやってあるようですのでさらっと確認していきます。



フルード自体はきれいですがカスが出て来ていますのでブレーキフルードは交換して



フロントエンドのグリスアップ



デフオイルも確認します。



納車整備でフロントハブはやってないみたいです。



グリスがしばらく交換されていないのがわかりますね。



ベアリングの状態はいいので、掃除して新しいグリスで組付けます。



車自体の程度はいいと思いますので長くお付き合いできる個体ではないかと思います。

わざわざ山口よりありがとうございました。


そのほか業者様よりアイアンパワーグライドの修理をやらせていただきました。



2速のオートマは初めてばらしましたが構造は簡単なのですが、ケースが鉄製なんで重たすぎです。


次はバモスのシリンダヘッドオーバーホールです。




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