先日まで連日の猛暑日でしたが今度は連日の大雨、、、、、どうなっちゃったんでしょうかねぇ、、、、地球は、、、、、
さて、作業の方ですが昨日に引き続きサバーバンのエンジン進めます。
昨日は付属部品外しでしたがいよいよエンジンバラします。
ロッカーアーム、プッシュロッドを外しシリンダヘッドをおろします。
ピストントップにカーボンはたまっていますがやはり状態はいいです。
今回は99年サバーバンに入れるL31エンジンです。
C1500シリーズは88年~95年がL05エンジン、96年~99年がL31エンジン(サバーバンとトラックは1年ビギニングイヤーがづれますが)になっています。
どちらもV型8気筒の5700ccなのですがかなりの変更点があります。
燃料噴射に関してはL05はキャブレターのように低い燃圧でスロットルバルブより前で噴射するのに対し、L31エンジンは高い燃圧でスロットルバルブより後のインテークポートに燃料を噴射します。
エンジン本体に関してはL31はクランク角センサーがつき、インテークマニホールドをシリンダヘッドにとめる方法が変わりリフターもローラー式になっています。
少しずつは進化してるんですよ、アメ車も!
左がL31エンジン用ハイドロリックローラーリフター、右がL05エンジン用ハイドロリックフラットリフターです。
ローラーを使うことにより摩擦係数を抑え摩擦損失(機械損失)を減らそうとしています。
シリンダーもクロスハッチがはっきりと残っています。
クロスハッチとはシリンダーウォールにある網目状の傷で、この傷の目の中にエンジンオイルがとどまり潤滑するようになっています。
オイル管理の悪かった車や走行距離が著しく多い車はシリンダーウォールがツルツルでこの溝がなくなっています。
ここを見ても状態の良さがうかがえます。
ハーモニックバランサーもプーラーで抜き取ります。
次はエンジンをひっくり返しオイルパンをはぐってクランクの確認です。
やはりきれいです。ピストンを抜いて採寸しないとはっきりいえませんが、やはり上物です。
シリンダーヘッドガスケットをスクレーパーではがしオイルストーン(砥石)でさらにならします。
シボレーのV8エンジンは1-8-4-3-6-5-7-2という点火順序でまわります。
手でクランクを回すとこんな感じです。 ↓
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途中他の作業も入ったためクランク抜くところまでは行きませんでした。
湿度が高いのでシリンダー等錆が出ないよう防錆剤を塗ってカバーします。本日はここまで!!
明日につづきます
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