まあ、暑いですね、、、、、っていつもの書き出しですが、、、、、、
皆さんも熱中症には十分にご注意を!
さて、作業の方ですが99年タホでお世話になっています岡山のM氏ですがお友達のダイハツMAXの車検見積もりにいらしていただきました。
いつも書きますが国産車のこの手ならお近くに安く車検できる所などいくらでもあるでしょうにありがたいことです。
距離も10万キロでエアコンも少し弱ってきているようで一通り見積もらせていただき、一度お帰りいただきました。
遠いところ有難うございました。
続いて先日フロントエンドを整備させていただきましたK氏所有の96年タホです。
お渡しして1週間ですが出先でエンジンストップしてしまったとの連絡いただきました。
とりあえず任意保険についているレッカーサービスで当方に運んでいただきます。
燃料ポンプを疑っていましたが、イグニッションオンでポンプの作動音はしています。
この年式あたりでは、ポンプの音はするけど燃圧が上がらないというのを何度か見てきていますので一応測ってみます。
ボーテックエンジンはスロットルバルブ左後方に燃圧計を取り付けるポートがありますのでそこに取り付けて燃圧を測ります。
15psiです。メーカー指定値が56~62psiですので全然足りません。
燃料ポンプ交換をさせていただきます。
が、工場内は目いっぱいで入庫すら出来ませんので工場向かいの運送屋さんにお断りいれて、工場前でタンク下ろします。
この年式の4ドアタホは燃料ポンプとフューエルセンダー(ガソリンの量を測るところ)が一体式でそっくり交換になります。
すごい色しています。
こういった燃料ポンプのトラブルの際、絶対にやっておきたいのが燃料フィルターの交換です。
燃料の色が薄ピンクなのは皆さんご存知と思いますが、こげ茶なものが多数出てきます。
写真ではわかりにくいですが金属粉も出てきています。
ポンプ、フィルターを組み付けて再度燃料圧力を測ります。
メーカーの基準値内に納まりました。
エンジンも無事かかり、燃料漏れもなしで作業終了です。
もう少し早く不具合が出ていたら路上エンコしなかったのですが、、、、、、、、
燃料ポンプの交換をしていないこの年式辺りの皆さん、、、、、ご注意を!夏場に燃料ポンプのトラブル多いですよ。