四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

メサイア練習でオケ合わせ

2006-10-29 11:06:00 | 音楽
メサイアの練習もいよいよ大詰めとなり、昨日はオケ合わせが行なわれました。今までは岩本先生による合唱指導でしたが、一昨日(ピアノ伴奏での練習)と昨日の練習は、本番で指揮をされる田代先生のご指導でした。
36人の管弦楽メンバーが前方に陣取り、僕は合唱メンバー最前列の中央という絶好の位置でオーケストラの音を間近に聴きながら歌わせてもらいました。これほど気分のいいことはありません。
少し調子の出ていなかったソプラノも、昨日は身を乗り出すような積極的な感じで歌っていたので、合唱全体がとても引き締まってきました。左右からのアルト70名、ソプラノ70名の心地良い響きはますます快調です。



オーケストラの指導というものも、なかなか興味が沸きました。まだヴァイオリンがうまく鳴らないなか、パーパパパーと伸ばさないでパンパンパパーンという風に少し弾ませてなどと指摘して繰り返すうち、ヴァイオリンの音がはずむ感じで揃っていきます。
「ここは手の力を抜いて弦を長く引くように弾いて」
というような具体的な指示も飛んでいました。
バスの最大の課題は、7番の"He Shall purify"や11番の"For us a Child is born"で何箇所も出てくる16部音符の連続(メリスマ)を指揮に合わせていかにきちんと刻んで歌うかです。これは隠れて特訓するしかありません。

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レクイエム奉唱会

2006-10-28 16:12:00 | 音楽
10月21日、立教大学チャペルでのレクイエム奉唱会を聴きました。立教大学の聖歌隊メンバーとOB・OG合同で、2部構成です。
第一部は、現役聖歌隊が曲ごとに人数や配置を変えての演奏。ルネサンス期のトーマス・タリスの曲では、十数人の美しいアンサンブルでした。
黒人霊歌は学生時代に50人位で歌ったことがありましたが、ここでは、10-30人の、実に抑制の効いた心のこもった演奏で感心しました。
第二部は、OB・OGも参加。レクイエムは、この1年間に亡くなられた方に祈りを捧げるための演奏となっています。ハープやチェロなどの楽器を加えた、約80名による華やかさもある厳かな演奏でした。
心を合わせた静かな響きがチャペルに響いて、心の洗われる思いのする奉唱会でした。久しぶりに宗教曲の歌い方の原点に触れた思いがしました。

<第一部>
前奏:Chorale Prelude on "Eventide" / C. Hubert H. Parry (1848-1918)
Phos hilaron / Steven G. Morgan (1955-)

If ye love me       / Thomas Tallis (1505頃-1585)
Hear the voice and prayer / Thomas Tallis
O Sacrum convivium     / Thomas Tallis
Magnificat and Nunc dimittis / Adrian Batten (1591-1637)

黒人霊歌
Soon ah will be done / William Dawson
Go down Moses / Norman Luboff
Ezekiel saw de wheel / William Dawson

後奏:Sortie / Cesar Franck(1822-1890)
  
<第二部>
Evening Hymn / H. Balfour Gardner (1877-1950)
Requiem / John Rutter(1945-)
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相模原市合唱祭で市長賞を受賞

2006-10-23 08:46:00 | 音楽
10月14,15日の両日、第57回相模原市民文化祭「合唱祭」がグリーンホールで行なわれました。
相模原市民混声合唱団は15日の午後に
ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より
   時間どおりに教会へ
   忘れられない組の顔
   踊り明かそう
の3曲を歌いました。この3曲は、9月11日の定期演奏会で歌った曲でしたが、リハーサルでは特に「男声のテンションが低い、声が出ていない」と先生もお怒りで暗雲がたちこめていました。
しかし、楽屋裏で出番を待ち、ステージに向って歩いていく間に気持ちが高揚し、指揮台の先生も穏やかな表情となり、指揮と共に男声四部の出足から始まるステージを気持ちよく歌うことができました。全体の響きもよく聞こえ、全体としても声が出ていたように思います。
よくいえば「本番に強い市民混声」と自分たちで評していますが、毎度ながら、本番直前のテンションはなかなか上がりません。これをいかに高めるか、難しいものです。
すべての団体が終わってから表彰式があり、市民混声は思いがけず「市長賞」を受賞しました。いざステージに立って開き直り、普段の先生の教えどおりに思い切り歌ったのが良かったのかな、と振り返っています。これを励みに自分自身の「テンションを高める」ことを肝に銘じて練習していこうかな、と思っているところです。
もうひとつ、講師の先生の講評カードに、「時間どおりに教会へ」の編曲はどなたのものか、との質問が書かれていました。これは、当団の五十嵐先生が自ら編曲されたもので、出足は男声四部合唱でファンファーレが鳴るように
   ♪ほんのわずかな時間だけさ
   ♪もうすぐにでかけるのさ
と歌いだすものです。その後、軽快でユーモラスな混声四部合唱が続きます。
このユニークな編曲の1曲目の存在も光っていたかもしれません。
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シロバナタンポポとモモイロタンポポの種まき

2006-10-16 18:30:00 | タンポポ
今日、壱岐でHさんが採集したシロバナタンポポの種と町田のburumanさんからいただいたモモイロタンポポの種をプランターに蒔きました。しばらくすると発芽してくれると期待しています。
burumanさんは、校庭に咲く花というHPに、四季おりおりの花の写真を載せています。
近所で毎年シロバナタンポポが咲くところを見たら、もう新しい葉が生えていました。タンポポ類は冬に他の雑草が枯れる前の10月ころに発芽し、あるいは根から葉を出し、来春の開花に向けた準備を始めます。
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富士山と矢倉岳

2006-10-16 17:20:00 | 湘南


10月9日、湘南平からの眺望の続きです。午前11時ころは、金時山の右側に雄大な富士山が眺められました。頂上の右辺りにわずかに冠雪が観察されます。富士山の手前側左の尖った山は矢倉岳です。
Y&Yさんが10月9日の夕方撮った写真では、矢倉岳は見えますが、その背景の富士山の手前にある雲に夕日が当たって富士山が隠れているようです。不思議な光景です。
小田急線の車窓から見ると、蛍田あたりで矢倉岳と富士山がちょうど重なる景色が見られます。
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