四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

昼頃から日光浴日和に

2015-11-16 17:32:00 | 相模原公園・北公園
11月16日

朝から公園にでかけたものの、薄日が指す程度。晴れれば日光浴に適した10時半頃では蝶影がまばらでした。我慢して待つと、11時半頃から青空が広がってきました。


皇帝ダリア(11時31分)

皇帝ダリアのすぐ裏のツバキのところでウラギンシジミ♂が飛翔・休止したのを見付けました。


ウラギンシジミ♂(11時34分)

日光浴のあと、ツバキの葉の間で静止に適した場所を探し求め飛翔。


葉の間で飛翔中

その後、ツバキの脇の目立たない位置で休息です。


枝に止まり休息

今まで、日光浴の観察時間帯は10時半~11時頃が多かったのですが、今日のように最適時間帯が薄日の場合は、晴れる時刻まで日光浴開始時間を遅延させるようでした。
そこで、マテバシー園(勝手に命名)を覗きましたが、ムラサキツバメは見当たらないので諦め、毎年ムラサキシジミ日光浴のよく見られる水無月園に向かいました。


水無月橋南のシラカシ並木

水無月橋南たもとのシラカシ並木で、色合いからムラサキツバメ♂だと思って撮影の個体は、ムラサキシジミ♂でした。


ムラサキシジミ♂ #1(11時53分)

水無月園のツバキ付近は、毎年ムラサキシジミやウラギンシジミの日光浴が観察できます。


ツバキ付近の環境

着くやいなや、ムラサキシジミがツバキの周りで飛び、葉に止まり日光浴。♀かと思いましたが、中室を超えて翅頂側に紫色鱗粉が広がるので♂でしょう。


ムラサキシジミ♂ #2(11時57分)

次の個体は、これは見るからに♂。


ムラサキシジミ♂ #3 (12時11分)

今度は、ブルーが輝いているものの、やはり♂です。


ムラサキシジミ♂ #4(12時24分)

気温は20度を超えたか、シャツ1枚で十分の暖かさでしたが、この個体は一時全開のサービスもしてくれました!


同一個体 全開

やがて、葉裏にこもりました。この静止スタイルは、ウラギンシジミに近い形です。


同一個体 静止(12時26分)

テングチョウが菖蒲田の方から飛来し、ツバキ葉上に。近くに模様や色合がよく似た枯葉があり、面白い取り合わせになりました。


テングチョウ(12時9分)

ツバキの並びにツツジの植込みがあります。ここでの観察は、ムラサキシジミ観察の間に行なっています。


ツツジ植込み付近の環境

植込みの側面で、2頭のキタキチョウがそれぞれツツジの葉裏を探って休眠場所選びをしていましたが、その2頭(♂♀)が出会い、絡み合いが見られました。この時期だからなのか(越冬前、♂は性的に未成熟と言われている)割りと淡白だと感じられました。


キタキチョウ♂(上)と♀(12時6分)

キタテハが飛んできて、ツツジ植込み上部に着地しました。


キタテハ 日光浴(12時8分)

帰りがけに水無月橋に向かうと、新鮮なベニシジミが目に飛び込んできました。


ベニシジミ 日光浴(12時33分)

今日の最高気温は21度(13時頃、アメダス海老名による)。家に着く2時前には、曇りがちに。快晴の昼前後が絶好の日光浴観察日和でした。


コメント (3)

クリスマスツリー点灯式

2015-11-11 09:43:00 | 音楽
11月7日

孫の七五三の帰りに相模大野駅の改札口を出ると、相模大野ステーションスクエアのクリスマスツリー点灯式が行われていました。

クリックすると拡大してご覧ただけます↓

点灯式

ツリーの高さは12m、使用される5色のLED電球は約2万3000球、テーマは「Colorful Tree」だそうです。
ファッションモデル、女優、歌手の松井愛莉が出演中でした。








立冬も過ぎ、これから街はクリスマスツリーで彩られていきますね。

コメント

ウラギンシジミが短時間日光浴

2015-11-01 14:02:00 | 相模原公園・北公園
10月28日

越冬シジミ類などの様子を観察しました。毎年日光浴の見られるツバキ付近は、樹木が適度に植えられた陽だまりのようなところで、開けた場所に比べて少し気温の低い環境です。10時35分、ムラサキシジミがツバキの周りを飛翔、気温が高いせいか(20度以上)日光浴せずに葉の間に入り込み、休息モードになりました。


ムラサキシジミ

すぐ近くではウラギンシジミ♀が少し開翅したのち、約3m高さのツバキ葉裏に。


ウラギンシジミ♀


同上

50mほど離れたアラカシの周りでは、ウラギンシジミ♂2頭が葉の上で短時間日光浴を繰り返していましたが、11時前には1頭が約1.5m高さの葉裏に収まるのを見届けました。


ウラギンシジミ♂


同上

11時15分頃、キタキチョウも茶の木の高さ50cm位前後の葉裏に止まろうとしたり茶の花で吸蜜したりしていました。

10月末、この場所ではウラギン・ムラサキ・キタキチョウがもう越冬準備を始めているようでした。


キタキチョウ

日当たり良好なシラカシ並木付近では、2頭のウラギンシジミが激しく闘っていました。


闘争中のウラギンシジミ♂2頭

そののち、ドングリの近くで開翅。秋の情景らしくなりました。


ドングリとウラギンシジミ♂

マテバシーのところでは、複数のムラサキツバメが見られましたが、開翅が見られないまま葉の間に収まりました。


ムラサキツバメ

もう少し季節が進み晩秋の風情になれば、越冬ウラギンシジミやムラサキ兄弟(ムラサキシジミ・ムラサキツバメ)のより長時間の日光浴観察できるのかもしれませんね。
コメント (9)