前の晩に大粒の雪が降った翌朝、久し振りに気持ちの良い晴れの天気になりました。自宅前の雪掻きを済ませてから、雪景色を見に多摩丘陵へ向いました(1月24日)。
街中では数cmの積雪でしたが、丘陵の平原は一面の銀世界でした。
傾斜地の畑も真っ白です。
越冬ウラギンシジミのいるヒサカキの木を訪れると、ここ数日間の雨や雪の寒空を堪えて、7頭が無事に同じ葉裏に留まっていました。周りは雪景色です。
このヒサカキの上には落葉樹の大木があり、その枝に積もった雪が融けかかってバサバサっと落ちてきていました。それが葉に当たると、大きな衝撃があるはずですが、越冬するウラギンシジミたちは、葉から脱落することなくやり過ごしている様子でした。
ウラギンシジミは、重たい雪の直撃を避けうる葉裏にいますが、止まる位置は、葉の中央ではなく縁にかなり近い位置を選んでいます。
その位置は、葉の表と縁を滴る水滴を舐めることのできる範囲内なのではないかと推測しました。
また、日向側の縁に寄っているのも共通していました。見ていると、脚を固定したまま時々体を傾ける動作をします。そうすることで、日陰から翅の一部を日向に出しているのではないかとさえ思えてきました。
別の場所のツバキの葉裏を探していたら、新たに2頭を見付けました。
ツバキの咲く頃まで無事に越冬し、ピンク色の花とともに撮影できれば最高だなと期待しています。
<追記 ウラギンシジミの越冬術について 1月27日>
ウラギンシジミが身につけている越冬術は、気が付くたびに絶妙なバランスで成り立っていると感心させられます。秋の季節に、ウラギンシジミが葉裏に止まる瞬間を目撃したことがありますが、飛んできて直ぐに止まっていました。一瞬の判断で、葉裏の明るい方の縁近く、しかも胴は葉の陰になる位置を選択し、葉先に頭を向けている。これを本能で決めているんですよね。どのように止まる場所選択に関する遺伝情報が書かれ伝わっているのか本当に不思議です。
今日は寒い強風の中を歩きましたが、体も目も疲れました。ウラギンシジミの越冬は、何も食べないうえに寒さと乾燥との戦いになります。どのような体のしくみが備わっているのかこれも不思議でなりません。
街中では数cmの積雪でしたが、丘陵の平原は一面の銀世界でした。
傾斜地の畑も真っ白です。
越冬ウラギンシジミのいるヒサカキの木を訪れると、ここ数日間の雨や雪の寒空を堪えて、7頭が無事に同じ葉裏に留まっていました。周りは雪景色です。
このヒサカキの上には落葉樹の大木があり、その枝に積もった雪が融けかかってバサバサっと落ちてきていました。それが葉に当たると、大きな衝撃があるはずですが、越冬するウラギンシジミたちは、葉から脱落することなくやり過ごしている様子でした。
ウラギンシジミは、重たい雪の直撃を避けうる葉裏にいますが、止まる位置は、葉の中央ではなく縁にかなり近い位置を選んでいます。
その位置は、葉の表と縁を滴る水滴を舐めることのできる範囲内なのではないかと推測しました。
また、日向側の縁に寄っているのも共通していました。見ていると、脚を固定したまま時々体を傾ける動作をします。そうすることで、日陰から翅の一部を日向に出しているのではないかとさえ思えてきました。
別の場所のツバキの葉裏を探していたら、新たに2頭を見付けました。
ツバキの咲く頃まで無事に越冬し、ピンク色の花とともに撮影できれば最高だなと期待しています。
<追記 ウラギンシジミの越冬術について 1月27日>
ウラギンシジミが身につけている越冬術は、気が付くたびに絶妙なバランスで成り立っていると感心させられます。秋の季節に、ウラギンシジミが葉裏に止まる瞬間を目撃したことがありますが、飛んできて直ぐに止まっていました。一瞬の判断で、葉裏の明るい方の縁近く、しかも胴は葉の陰になる位置を選択し、葉先に頭を向けている。これを本能で決めているんですよね。どのように止まる場所選択に関する遺伝情報が書かれ伝わっているのか本当に不思議です。
今日は寒い強風の中を歩きましたが、体も目も疲れました。ウラギンシジミの越冬は、何も食べないうえに寒さと乾燥との戦いになります。どのような体のしくみが備わっているのかこれも不思議でなりません。