四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

相模の蝶を語る会創立30周年記念写真展

2017-02-24 07:01:00 | 
所属する「相模の蝶を語る会」が町田で写真展を開催中です。





展示内容と写真の枚数は以下の通りです。
①神奈川県とその周辺地の蝶:203枚
 四季折々の季節ごとに見られる、神奈川県とその周辺地で撮影された蝶は102種を展示予定です。

②特別企画コーナー「蝶と私」
 ~蝶との接し方いろいろ~:116枚
 自分がどのように蝶に接しているのか。
 探索、採集・撮影風景、飼育の仕方、標本作成、蝶と遊ぶ、例会や調査会の様子 などなど面白い写真?もたくさんあります。


期日:2017年2月22日(水)~2月27日(月)の6日間
10時~17時 27日は16時まで
場所:町田市民ホール4F・ギャラリー
TEL:042-728-4300
交通アクセス
小田急町田駅から徒歩7分
http://www.m-shimin-hall.jp/access.php

皆さま、お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

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我が家のスミレの生育状況

2017-02-20 15:06:00 | 相模原・県央
自宅のスミレは市販品や道路端からの株などずいぶん増えて、数えたら全部で32株もありました。スミレ(Viola mandshurica)やアリアケスミレがツマグロヒョウモンの幼虫に食べられたので、さらに産卵されぬよう10月頃全株をあまり日の当たらない庭の隅に移動しました。

1月15日
すべてを庭の日の当たる場所に移動しました。
タチツボスミレは葉が青々としていましたが、他はほとんど葉が枯れていました。

1月25日
新芽の発出した6鉢を室内2階の窓際へ移動しました。

2月8日
立春ごろから全体的に新芽が出てきたので
一部を室内2階の窓際へ(計11株)、一部を室内1階の窓際へ(9株)、一部を庭に残しました(12株)。
気温の異なる3つの環境に置けば、長い期間に亘ってスミレの花が楽しめると考えました。

2月20日
2階に置いたスミレは葉の生育もよく、蕾が出始めているのに気づきました。


アリアケスミレ(1)

昨年開花してアリアケスミレと分かりました。


アリアケスミレ(2)


スミレ


ノジスミレ


ノジスミレ?

駐車場と道路の境界で閉鎖花しか見られなかったスミレ。蕾が出たので、普通に開花すれば種類が確定できると思います。


タチツボスミレ

蕾が薄紫色になっています。


タチツボスミレ 2月18日 神奈川県松田町にて

丘陵地の南斜面では早くも開花しはじめていました。


山野のスミレやアリアケスミレ、ノジスミレなどの開花は4月中頃ですが、新芽が出てすぐに室内の暖かいところに入れると勢いよく葉を伸ばし、蕾が出て来るのに感動しました。3月初めには咲くでしょうか。楽しみです。

スミレサイシンはどれも枯れていましたが、戸外の日向に置いた鉢の株はようやく新芽が出てきました。プランターの株にはまだ発芽の兆候も見られません。

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スミレが蕾を付けた

2017-02-20 14:40:00 | 相模原・県央
2月20日


自宅のスミレは全部で32株あります。
ツマグロヒョウモンが産卵に来ないようにあまり日の当たらない庭の隅に置いてありました。

1月15日にすべてを庭の日の当たる場所に移動。
タチツボスミレは葉が青々としていましたが、他はほとんど葉が枯れていました。

スミレ一覧です。
自生:庭、道端や植木鉢で自生していたもの
園芸品:ほぼすべて2016年2月に園芸店で買い求めたもの

ヒメスミレ 2株(自生)
スミレ(自生)4株
スミレ (園芸品)一心、あめじすと、ひむれ、ゆうぎり、淡色 計5株
アツバスミレ(園芸品) 1株
ノジスミレ(自生)4株
シロバナノジスミレ(園芸品)1株
アリアケスミレ(自生)2株
コスミレ(園芸品)2株
アカネスミレ(自生) 2株
アカネスミレ(園芸品)1株
ナガバノタチツボスミレ(花屋の植木鉢に自生)
タチツボスミレ(自然)3株
白い大きい花のスミレ(花屋の路面片隅)
ウスベニヒゴスミレ(園芸品)
ヒゴスミレ(園芸品:7,8年前購入)
アメリカスミレサイシン(自生)
切れ込みのあるスミレ(園芸品:7,8年前購入)2株



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アサギマダラの蛹が越冬中

2017-02-14 15:46:00 | 
蝶友のKNさんが昨年の11月上旬に日のあまり射さない山の北斜面でアサギマダラの終齢幼虫を発見しました。「見失わないためにネット掛けしたので見に行ってください」と連絡があったので、11月8日に現地を訪問しました。


終齢幼虫 2016年11月8日

その後、11月16日に前蛹となり、11月18日に蛹化したとの知らせを受けました。
真冬の山間部の寒さに耐えて無事に新年を迎えました。
この写真↓は2月10日の蛹です。


越冬中の蛹 2017年2月10日

本州南部では通常1齢~3齢の幼虫で越冬しますが、蛹での越冬は珍しいようです。KNさん、暖かい春に無事に羽化するのを待ち望みたいですね。


アサギマダラの食草キジョランです。


キジョラン 2月10日

寒さで少し反った葉の内側では、3頭の幼虫が越冬を続けていました。2頭は丸い食痕から離れた位置で静止中でしたが、1頭は食痕の縁に喰いついたような格好で静止していました。最近食事をした模様です(↓)。


越冬中の幼虫 2月10日

3頭はいずれも同じような大きさで、2齢ではないかと思います。


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キタキチョウが飛び出す

2017-02-08 19:47:00 | 南多摩
1月30日

この日は17℃くらいになり、1月の最高気温を記録しました。薄手のジャンバーで十分でした。
谷戸の南向き竹林の下部からキタキチョウが飛び出し、足元で日光浴。


キタキチョウ NIKON D7000

2頭目は、2,30m離れた竹林から飛び出し、やがて舞い上がって竹林の中へと姿を消しました。3頭目もさらに西の竹林から出てきて草地斜面に止まり、やがて湿地に下りてしばらく吸水をしていました。


吸水中のキタキチョウ♂ NIKON D7000

別の東向き谷戸のイモカタバミ葉裏では、越冬中のキタキチョウが出たり入ったりしている様子で、1月12日にはイモカタバミAに4頭いましたが、1月30日には1頭に減り、3m離れたBに1月22日に新たに1頭が見付かりました。


イモカタバミA葉裏で越冬中のキタキチョウ♀ TG4

さらに別の谷戸で蝶友のYOさんが見つけた法面の窪みで越冬中のキタキチョウ♂です。珍しく下向きに静止していました。
この窪みでも22日には4頭が集団越冬中でしたが、3頭に減りました。


法面窪みで越冬中のキタキチョウ♂ TG4


ヤブツバキの花が咲き、越冬ウラギンシジミとのツーショット撮影が叶いました。


ヤブツバキとウラギンシジミ NIKON D7000

近づきすぎてしまい、葉裏から飛び出してしまいました。

追記 丸太橋の写真と1月30日の気温を追加しました(2月11日)

別の丸太橋の裏で越冬ルリタテハ(Bとする)を新たに発見しました。


ルリタテハB  NIKON D7000

昨年見付けたルリタテハAは、橋の裏で少し位置をずらしたようで、姿勢が異なっていました。


ルリタテハA  TG4

丸太橋です。


丸太橋A 2016年12月21日  TG4

これで越冬観察中は、キタキチョウ5頭、ウラギンシジミ1頭、ルリタテハ2頭になりました。
昨年観察できていた越冬ムラサキシジミはこの冬は0のままです。

1月30日の気温




<追記> 丸太橋の写真と1月30日の気温グラフを追加しました(2月11日)

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