四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

JAXA見学

2018-07-15 15:29:00 | 相模原・県央
過日、科学に興味のある孫を連れて、相模原市内にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)を見学しました。


JAXA相模原キャンパス入口


敷地内には、小惑星探査機「はやぶさ」を2003年に打ち上げ、小惑星ITOKAWAを科学観測し、2010年に帰還したMVロケットと同型で未使用のMV-2ロケットが展示されていた。


構内に展示のMV-2ロケット


月面の砂上を想定した探査実験を行う宇宙探査実験棟見学のあと、宇宙科学探査交流棟でロケットや探査機の歴史・将来像を見学。今話題の小惑星Ryugu(りゅうぐう)に接近する探査機の模型も展示されていました。Ryuguの模型は想像図のままなので、これからそろばん玉に似た実像模型に変更するとのことでした。


小惑星Ryugu(りゅうぐう)に接近する探査機の模型


リュウグウの6月24日の画像。そろばん玉に似た形状です。


リュウグウ※

※2018年6月24日15:00(日本時間)頃の撮影(JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)


小学1年生の孫には何らかのインパクトがあったと思いますが、難しかったかもしれません。もう少し高学年になったら再度見学させてみたいと思いおます。
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クロアゲハ・モンキアゲハの夏型

2018-07-05 16:09:00 | 相模原・県央
7月4日

自宅近くの森では、盛夏に咲くクサギにクロアゲハやモンキアゲハが集まるのを撮影していました。しかし、まだクサギは咲いていません。

1か月ぶりに森の様子を見に出かけたところ、林縁にヒメオウギズイセンやアルストロメリアが咲いており、クロアゲハ夏型が何カ所かに植えられたヒメオウギズイセンを選んで吸蜜していました。

後翅裏の朱色の半月紋とヒメオウギズイセンの花の色とが同系の色調であるのが好みの源泉?なのでしょうか。


クロアゲハ♂ & ヒメオウギズイセン(姫扇水仙)

後翅表の前縁に横長の白斑があるので、♂と分かります。ヒメオウギズイセン(アヤメ科)は、ヨーロッパから明治時代に渡来した園芸品種です。


同一個体

モンキアゲハ夏型が飛来し、アルストロメリアを好んで吸蜜。


モンキアゲハ #1 & アルストロメリア

そのうち、もう1頭やってきて吸蜜し始めました。アルストロメリアは、南米の複数の原種から作られた園芸品種です。


モンキアゲハ #2

#1と比べると、後翅裏の白斑の形状が異なり、別個体です。


モンキアゲハ #2

この時期には、あまり近くの森を探索していませんでしたが、森の林縁に咲く園芸品種に黒いアゲハ類が訪れることに今回初めて気づきました。また訪問したいと思います。

林縁では、コミスジ、ダイミョウセセリ、コチャバネセセリが静止していました。いずれも2化です。


コミスジ

ダイミョウセセリの後翅表には、関西型ほど目立ちませんが白斑が現れていました。この辺でも数年に一度はこういう個体に巡り合います。


ダイミョウセセリ


コチャバネセセリ

この森に多く生息するイチモンジチョウの2化はまだ出現していないようでした。


アメリカオニアザミ


林縁には、アメリカオニアザミが咲いていました。いままであまり目にしていないアザミなので撮影したのですが、調べると繁殖力旺盛で厄介な種類のようで、要注意外来植物に指定されていることを知りました。
隣りの厚木市では「アメリカオニアザミの駆除にご協力を」と呼び掛けています。


アメリカオニアザミ



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