四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

雪翌日の多摩丘陵と越冬蝶

2018-01-25 09:45:00 | 南多摩
1月23日

雪の翌日、小田急多摩線終点の唐木田駅から雪の多摩丘陵を歩きました。


尾根道

尾根道は約20㎝の積雪で、25㎝の長靴では埋もれてしまう場所もありました。


ゴルフ場

ゴルフ場も一面銀世界で、スコップを持った作業員の方が忙しそうでした。


紅梅

畑地の一角で毎年今頃咲きます。


尾根の頂上付近

この斜面は初夏にノアザミが一面に咲きメスグロヒョウモン、キアゲハ、アゲハチョウなど色々な蝶たちが訪れるお気に入りの場所です。



ツバキと谷戸

越冬中ウラギンシジミのいるツバキと谷戸の風景。1月16日には2頭いましたが。。。


ウラギンシジミ

椿の葉裏にウラギンシジミ1頭がしがみつき、寒風に耐えていました。もう1頭は残念ながら行方不明に。


キタキチョウ♀

1月16日に発見のキタキチョウ♀も無事でした。


丸太橋

ルリタテハ4頭のいた丸太橋と雪景色です。


ルリタテハ4頭

ルリタテハ4頭がみな同じ南方向に向いて並んでいました。ウラギンシジミも越冬中は頭を南東~南西に向けて葉裏に止まります。越冬時に南に向いて静止するのには種類を超えた共通の法則があるのでしょうか。

1月16日にもっと翅を寝かせていた個体が翅を立て気味にしていました。越冬中も微妙に体を動かしている様子が伝わってきます。

🎼...大寒波到来...

1月25日

猛烈な寒波到来で、我が家では今朝7時前に最低気温-6.2℃まで下がりました。木造の自宅1階廊下は4.1℃、2階廊下は5.6℃と冷蔵庫並み。昨夜は初めて水道管破裂防止の対策をしました。

東京でも-4.0℃で40年ぶりの記録と報道されていました(八王子-8.0℃、練馬-7.0℃、小田原-4.0℃)。
娘のいるさいたま市では昨日朝-8.7℃まで下がり札幌よりも低くなりました。

追記(1月28日)
庭に設置の温度計で、1月26日はさらに下がり-6.6℃、1月27日は3日連続の-6℃以下(-6.3℃)になりました。
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ムラサキツバメ越冬集団とムラサキシジミ単独越冬

2018-01-19 20:49:00 | 相模原・県央
ムラサキツバメ

ムラサキツバメ5頭がハマユウの葉の表に重ね合わさるようにして静止して越冬中です。


5頭の集団 1月15日



同上

離れると、枯葉にしか見えないですね。彼らは本能的に緑色の葉に引っかかった枯葉を横目に見ながら、多数が集まって枯葉と似せているとしか思えません。実に巧みな芸当です。


ムラサキシジミ

最近気温が低い日が多く、出かけても日光浴する姿をまったく見かけなくなりました。毎冬日光浴が見られるポイントは大体決まっているので、そこに行ってどこかに潜んでいないか探してみました。


越冬中のムラサキシジミ

常緑樹に引っかかり半ば丸まった枯葉の内側に頭を突っ込んだムラサキシジミ1頭を辛うじて発見できました。
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越冬キタキチョウを発見

2018-01-17 15:44:00 | 南多摩
1月16日

法面の窪みでこの冬初めて越冬中のキタキチョウを発見しました。


キタキチョウ♀ #1

法面にオーバアーハング気味にえぐれている、幅30㎝ほどの窪みの天井部分に静止中。昨年末には不在だったので、その後飛来し潜りこんだと思われます。



同一個体

立体的な位置関係が分かるように少し離れての写真です。1年前の冬にも複数いた場所なので、すぐに見つかりました。


別の谷戸に移動。以前キタキチョウが複数飛んでいた林縁の斜面の笹やシダの裏側を探すともう1頭を見つけることができました。


キタキチョウ♀ #2

笹の葉にしっかりつかまっていました。地上25㎝の低い位置です。



静止場所

笹やシダの生える林縁の矢印の裏側に潜んでいました。

キタキチョウは普通種で相当な数が越冬中のはずですが、見つけるには晩秋に飛んでいた辺りを見定め、低い姿勢で根気よく探す。。。それでもなかなか見つかりません。今回はラッキーでした。


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ルリタテハとウラギンシジミの越冬観察

2018-01-11 09:56:00 | 南多摩
1月9日、暖かくなる予報だったので今年初めて多摩丘陵に出かけました。

ルリタテハの越冬観察 (^^♪

昨年の12月19日に丸太橋の裏側に4頭のルリタテハが同居し越冬態勢に入っていたポイントでは、4頭揃って越年しており安堵しました。
1,2は昨年12月19日と今年1月9日の橋の裏を南側から撮影しました。

気温は15℃(地上1.5m、日陰)、橋の裏12.5℃、水温10.5℃


1.昨年12月19日のルリタテハ4頭集団


2.1月19日の4頭集団

1と2を比べると、左端の1頭は翅の傾きに変化を見せていましたが、他の4頭は同じ姿勢を保っていました。

以下、4頭を順に掲載します(3,4,6は南側から、5は北側から撮影)。


3.左端


4.中央の2頭(南側から)


5.中央の2頭(北側から)


6.右端

今までの観察により、平均気温が約8℃を超える日が続くと橋の裏から飛び出して越冬完了することが分かりました。
(2014年には3月中頃、2015年は2月の下旬)

今年の4頭がそれぞれいつ頃飛び立るのか見守っていきたいと思います。


ウラギンシジミの越冬観察 (^^♪

ウラギンシジミは、昨年12月19日時点でヒサカキAに1頭、ヒサカキCに1頭、ツバキに1頭が静止していました。1月9日にはヒサカキAはぞのまま静止を続けていましたが、ヒサカキCでの静止個体は行方不明に。ツバキでは1頭増加し2頭に。そのほかあちこち探してみなしたが見つかりませんでした。



7.ヒサカキA 13:05

木の東側の地上約2.5mの葉裏で頭を東向きにして静止していました。


8.ツバキの個体#1 12:09

木の東側の地上2.2mの葉裏で頭を東向きにして静止中


9.ツバキの個体#2 12:07

木の南東側の地上1.9mの葉裏で頭を東向きにして静止中


9.同一個体#2 13:39

9の撮影時にはツバキ付近で強い風が吹き枝が揺れ、ウラギンシジミの翅にチラチラと日が当たっていたので、撮影してみました。

ウラギンシジミは、木の南西~東側、地上0.5~2.5mの葉裏で静止する例を多く観察してきましたが、今時点では東側の地上2m前後という風に偏りが見られました。

正月明けの観察数は近年減少傾向にあります。

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亀ケ池八幡宮(相模原市)

2018-01-04 15:46:00 | 相模原・県央
明けましておめでとうございます。

1月4日でも駐車場所がないほど大勢が初詣に。
一か所七福神をお参りし夫婦銀杏を見上げて参道を進み御社殿を参拝。そのあとゴールド神社で交通安全を祈願。



夫婦銀杏


総社殿


ゴールド神社

箱根駅伝では相模原市に練習拠点がある青山学院が4年連続の総合優勝を遂げ、市民としても幸先の良いスタートとなりました。


ゴール直後の青山学院メンバー


本年もよろしくお願いいたします。


※使用カメラ:NIKON D7000
使用レンズ:NIKON AF-S DX VR Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G


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