今日の「クローズアップ現代」で、「2000kmを旅する蝶、アサギマダラ」の特集を放送していました。
この蝶が長距離を旅することは、多くの素人の愛好家たちのマーキングと捕獲の情報が積み重なって明らかになってきた、と紹介がありました。今やアサギマダラの習性は、多くの蝶好きの人たちの知るところですが、まだまだ多くの謎があるようです。
春に数万匹が集まり、旅の出発地になる喜界島に、アサギマダラがなぜ集合するのか。これも分かっていません。専門家の指摘では、集まる土地の共通点は花が多いことだとのことでした。
春から夏にかけて沖縄地方から本州の中央以北に2000kmも旅するエネルギーの源は何か。風任せという説もあるそうですが、それでは知多半島や室戸岬など特定の中継地に多数が集まる理由を説明できません。
ここ1,2年の夏は、奥日光や秋田駒ケ岳などでアサギマダラを見かけてきました。いずれも海抜1500~2000m位の高地です。夏に北へそして高地へ旅するのは、いつも快適な気候を求めているからという説もあります。
それにしても、本州で羽化した次世代は方向転換して再び南へ向うわけです。世代をまたいだ形で、北へそして次は南へ移動するという習性が遺伝情報に書き込まれていることになります。実に神秘に満ちた不思議な生態の蝶です。
この蝶が長距離を旅することは、多くの素人の愛好家たちのマーキングと捕獲の情報が積み重なって明らかになってきた、と紹介がありました。今やアサギマダラの習性は、多くの蝶好きの人たちの知るところですが、まだまだ多くの謎があるようです。
春に数万匹が集まり、旅の出発地になる喜界島に、アサギマダラがなぜ集合するのか。これも分かっていません。専門家の指摘では、集まる土地の共通点は花が多いことだとのことでした。
春から夏にかけて沖縄地方から本州の中央以北に2000kmも旅するエネルギーの源は何か。風任せという説もあるそうですが、それでは知多半島や室戸岬など特定の中継地に多数が集まる理由を説明できません。
ここ1,2年の夏は、奥日光や秋田駒ケ岳などでアサギマダラを見かけてきました。いずれも海抜1500~2000m位の高地です。夏に北へそして高地へ旅するのは、いつも快適な気候を求めているからという説もあります。
それにしても、本州で羽化した次世代は方向転換して再び南へ向うわけです。世代をまたいだ形で、北へそして次は南へ移動するという習性が遺伝情報に書き込まれていることになります。実に神秘に満ちた不思議な生態の蝶です。