四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

キタテハの求愛 & ヒメアカタテハの行動

2023-03-10 16:30:17 | 相模原・県央

3月9日

近くの森の明るい林縁では、キタテハが活発に活動していました。

そのうち2頭がサザンカ葉上に着地し求愛行動が見られました。

左は秋型♂でしたが、右は秋型♀の色調ではなく黄褐色を呈していました。もしかして越冬した去年の夏型♀なのでしょうか。

 

その後、♂は諦めて飛び去りました。

小型のヒメアカタテハも現れ、乾いた土に休止し、口吻を伸ばしていました。
乾いた土からミネラル摂取できるのでしょうか。

その後、ヒメオドリコソウに訪花しました。
後翅の黒い斑紋のひとつずつに小さい点が密集していました。 珍しような気がします。

 

 

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キタテハの異常型  2023.3.9

2023-03-10 13:52:18 | 相模原・県央
 
近くの森の林縁でキタテハの異常型が見られました。
 
 
翅表の全体が淡い色調で、前翅の中ほどから外側の部分が広く白色化しており、後翅の下の方も帯状に白色になっていました。今頃見られるキタテハは通常、越冬明けの秋型と思われます。
 
 
これは、同じ森で2018年9月16日に撮影した正常なキタテハ秋型の♂です。
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スジグロシロチョウ・ベニシジミを初見 2023.3.8

2023-03-08 16:56:47 | 南多摩
3月8日
 
4月の陽気となった本日、多摩丘陵(東京都町田市)を歩きました。スジグロシロチョウ(♂)が初見となりました。気温が高めのためか、翅は閉じたままでした。初見が遅すぎた昨年よりも10日以上早いですが、2019~2021年よりは遅めの初見でした。
 
 
ベニシジミが畑の縁の斜面で止まっており飛んでもすぐに止まり不活発な様子でした。羽化して間もないのかもしれません。
 
 
ベニシジミは1頭でしたが、初見となりました。昨年は最も早い2月28日初見でしたが、今年の冬は気温が低めだったので遅くなったのだと思います。
 
越冬明けの蝶類も活発になり、今日はムラサキシジミも見かけました。翅を閉じていましたが、いったん飛び着地時に一瞬開いてくれ、♀判明。
 
 
ムラサキハナナも開花していました。
 
 
梅林には十辺の竹で囲まれた場所が。これは一体何を作ろうとしているのだろうか。。。
 
 
天候:快晴、気温:約20℃(12時、14時)
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ヒメアカタテハ・モンキチョウを初見&テングチョウの吸水行動

2023-03-05 14:04:35 | 南多摩

2月18日

毎年、モンキチョウが2月上旬に見られる谷戸では、今年の初見が遅れていましたが、やっと飛んでいる姿が見られました。やっと止まったので接近すると、オオイヌノフグリで吸蜜していました。

しばらくしてホトケノザにも立ち寄る。

一旦その場を離れ再訪すると、タテハチョウ科の個体が飛来し、枯葉に止まりました。なんと新鮮なヒメアカタテハでした。

オオイヌノフグリにも止まり吸蜜。今までの初見記録は2019年の3月13日でしたが、大幅な記録更新。今年の冬は寒いと思っていましたので想定外でした。

駐車場の砕石にこだわって飛翔と静止を繰り返すテングチョウがいました。何を摂取しようとしているのか。

砕石をサンプリングしよく見ると、セメントコンクリートの砕石のようでした。セメントには微量のナトリウム(Na)が含まれているようなので、Na接種が目的でしょうか。

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